Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

東広島市の賃貸・売買ならひまわり不動産

アスベスト含有の建物

2024.08.09 00:00

建物の造りなどによる要因 アスベスト含有の建物 アスベスト(石綿)が有害だとわかり、使用が禁止されるようになったのはまだまだ最近のことで、それ以前に建てられた古い建物には時折アスベスト含有のものも存在します。 解体工事前にアスベスト調査を行うのが一般的ですが、場合によっては施主もアスベストの存在を知らず、工事が進んでから発覚するということもあります。 いずれにしてもアスベストの除去には専門的な知識や技術が必要であるため、そこにはある程度の費用を覚悟しなければならないでしょう。アスベストが含まれている箇所や量によっても、金額は大きく変動します。


いつ建設されたのかで見分ける

石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止なったのは2004年で、これ以降はアスベスト含有の建材が流通することはほぼなくなりました。2004年以降に建設されたお家ではアスベスト含有の建築資材が使われていないということです。  

心配な方に申し上げますと、アスベストに対する規制は2004年以降にも2006年と2012年に行われています。しかし、これらは主に工場で使用される配管のパッキン類に関するもので、2013年には代替技術が確立しています。そのため、現在では不安に思うことは無用です。


屋根材で見分ける

屋根材を大きく分けると瓦、スレート、金属になります。このうち、アスベストを含んでいる可能性があるのが前述のスレート(カラーベスト・コロニアル)と粘土瓦以外の瓦、セメント瓦などです。  セメント瓦は厚型スレートと呼ばれることもあり、そのことから分かるようにその成分はほぼスレートと同じです。  釉薬(陶器)瓦、素焼き瓦、いぶし瓦にはアスベストは入っていません。  

屋根材の詳細な商品名や製造番号が分かれば、国土交通省のホームページの他、日本石綿協会、ロックウール工業会、石膏ボード工業会のホームページで調べることも可能です。


ご質問 

セメント瓦には石綿(アスベスト)が含まれていますか? 

回答 

過去に製造されたほとんどのセメント瓦に含まれています