かつて美白に使われたステロイド製剤の塗り薬

かつて、日本の遊郭の女性たちは欧米から入ってきたステロイド剤を肌に塗って透明で白い肌にしていました。

ある種のステロイド剤にはメラニン色素の生成を抑制する作用があります。　　

しかし、副作用で肌が荒れて、結局やけど状態となって彼女たち自身の商品価値を下げることとなってしまいました。

特にコルチゾン（副腎皮質ステロイド剤）のメラニンの生産抑制作用は強力です。　　　現在でもアフリカの女性たちに盛んに使われているようです。

しかし、皮膚がんの恐れがあるとともに、副作用で肌がただれてしまいます。

美肌に対する意識の高さは洋の東西を問わないものなのですね・・・・・・・・・