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おうちカフェ さんちゃん

萩に猪

2024.07.20 20:23

毎月恒例の、花札の図柄を少し変えてみるシリーズ。7月は「萩に猪(はぎにいのしし)」です。

なぜ「萩に猪」が、セットなのでしょうか?

萩は、万葉集で最も良く詠まれた花だそうです。痩せた土地でも良く育ちます。そして邪気を払う魔除けの植物とされています。

一方の猪は、古くから「戦いの神の使い(神獣)=勝負に勝つ獣」とされています。では猪は、なぜ戦いの神の使いと言われるのでしょうか。

ひとつの物事に対して夢中で、かつ猛烈な勢いで、突き進むことを『猪突猛進(ちょとつもうしん)』と言います。戦に限らず、勢いを良しとする武士のような職業や、賭け事などに、この『猛進』という気質や状態が、縁起の良いとされ、その最たる動物として猪が大切にされてきました。

花札の中の猪は、萩の中にうずくまり、身を休めているように感じます。

図柄として、よくバランスがとれているように思います。

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