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Nanashun's Portfolio

努力の賜物

2024.07.19 15:00

 こんばんは。Nanashunです。

 いきなり私事ではありますが、所属する会社の今期KPI(目標)を昨日達成しました。しかしこの時点では、その目標が高い山だったのか、低い山だったのかわからないと思います。ただ、高かろうと低かろうと唯一言えるのは、自分ではない誰か(いわゆる会社)が定めた目標を達成したわけです。それは必ずと言っていいほど、貢献であったり、評価であったりに必ず影響するものではあることは確かです。それが昨日果たされました。今回はその達成までのサクセスストーリーを書いていきたいと思います。

 先ず結論から言いたいのは、この目標達成は決して楽な道のりではなかったです。楽ではなかった理由、それは主観で見ても客観で見ても言えます。先ず主観で言えば、自分の苦手な電話業務(架電)だったからです。いつかのブログにも書いたかもしれませんが、自分は架電が大の苦手で、というのも自分がもし逆だったらも考えると営業の電話は嫌だからです。つまり、人が嫌なことをやらなくてはいけない、それが自分にとって最初は苦手意識を生み、少なくとも自分にとってはこの目標が楽ではないことを意味していました。また客観で言えば、ここだけの話この目標、実はまだ達成した同期は僅か3人しかいないということです。つまり、現時点で全員が達成できた目標ではないことからも、この目標が楽ではないことがわかるかと思います。では、そんな苦手な架電でなぜ他を圧倒し、目標達成できたののか。それはもうシンプルに圧倒的な努力だと思います。

 実は自分、この目標が設定されてから最初の1週間は同期で一番下の成績でした。今回目標を達成するまでに営業日にして20日を要したわけですが、うち5日間は営業でいうところの契約を一つも取れずでした。1週間成果が出ないのです。最後の金曜日にはもう今日成果が出ないなら辞めようかなとも思ったくらいでした。ちなみに、その時の様子もおそらくブログに綴っているはずです。ぜひ併せてお読みください。そんな成績的にも精神的にも終わっていた自分ですが、一寸の光が見えました。それは同じユニットの先輩社員の声がけでした。先輩は業務では隣の席で、いうならば一番側で自分の仕事を見ていた方です。それもあって、もう自分が成績が出ていないことも含め、何か苦しんでいるのが容易にわかったのでしょう。そんな自分に、先輩は声をかけてくれました。そして、そこから世界は一変します。

 始まったのは、毎朝始業前にロープレです。ロープレとはロールプレイングの略で、いわゆる模擬営業のようなものです。実際、顧客を相手にする前に、先ずは身内を相手に練習しようというこの文化は、営業ではかなり古くからの文化であり、多くの会社でも導入されているそうです。ちなみに、これは研修中も何度もやった文化であり、決して新しいことの導入ではありませんでした。しかしながら今回は周りに差をつけられないためにも営業時間外でやることがマストであり、これはある種覚悟のいる決断であったと言えます。しかし、絶望とも呼び声の高い瞬間を味わったこともあり、ここでやらない選択肢は自分の中になく、二つ返事で「やります!」と腹を決めました。

 それから、努力はみるみる成果に影響しました。ある営業日では誰よりも獲得した日もあれば、ある営業日では自分の目標を越え、組織の貢献にも影響を与える日まで訪れました。そして、そういった積み重ねの結果もあり、見事昨日自分では前代未聞ともいえるKPIを達成しました。ちなみに、営業日でだけで言えばトップの成績です。これから何が言えるかというと、つまり今同期で一番営業力があるのは自分ということです。ちなみに、これは自分でもそうだと言えるほど今では自信があるくらいです。そんな自分の進化に、声かけてくれた先輩を始め、部長、メンターの方々も大喜びでした。そしてやっぱり気づいたのは、自分はこの共に喜び合える瞬間のために仕事をしているのだと。改めて気付かされました。

 そんな魔法みたいな昨日から一夜明け、今思うのは、本当に頑張って良かったということです。正直、この目標達成、決して1人では達成不可能でした。そんな時に先輩に声をかけていただき、藁にもすがる思いでしがみつき、毎日早起きしてロープレしました。その裏には、その自分の早い時間に併せてお弁当を作ってくれたお母さんの存在もあるわけです。そういうことに気づき始めた時には、苦手や後ろ向きな気持ちは、もうやるしかないという自信と覚悟にかわっていました。それがきっと自分のまだ見ぬ可能性を引き出し、結果に結びついたのだと思います。

だから、今言いたいことは二つだけです。

「本当にありがとうございました。」

「本当によく頑張った自分。」

ひとまず峠は越えました。しかし、この物語はあくまでも序章に過ぎません。営業力がついたからには、貸される目標や期待は上がっていくわけです。しかし、そんなプレッシャーにも打ち勝つ、楽しむ思いでまた来週からも頑張っていきます。

読んで頂き、ありがとうございました!