ヘアデザイン以外の勉強をして美容師はもっと仕事が面白くできる!
2018.12.25 07:30
美容師がヘアデザインを売る商売として〝デザイン学〟とか〝行動心理学〟いうものを勉強すると、とても役に立つことがあります。
僕は以前NYNYに入社前にチラシやWebサイトのデザインも少しかじっていたので、本格的ではないですが『購買意欲につながるデザイン』を色々意識したりはします。
例えば文字のフォントや、テキスト(文章)の配置の仕方などにも、お客様が心理的に〝買いたくなる〟デザインを仕掛ける事ができます。
トレンドニュースでこんな記事をみつけました。面白かったのでシェアします。
『人気パッケージの比較調査』で、年代や性別、ジャンルごとに分けて人気調査を行った記事なんですが、この記事の中で興味深い文章がありました。
恐らく、年代が上がるほど保守的な価値観や好みが強くなり、新しいデザインを見ても、高く評価しない傾向が強くなるのではないだろうか。
(中略)
新しいパッケージデザインを打ち出す場合には、世代が上がるほど保守的になることを念頭に入れる必要がある。
これって美容室でのお客様が要望をくれる際も、同じ現象が起こりますよね。
デザイン性にチャレンジする気持ちよりも、安心感や機能性を求める。
男性よりも女性の方が好みにバラつきがあるっていうのも、商品パッケージも髪型も同じです。
そうするとモノを売る側としては、これを踏まえた上でお客様の好みを上手くコントロールしてマーケティングを考えたいわけですが、お客様と美容師の1対1という考えではなく、地域の美容室とお客様という範囲で考えて『美容室』という大きなパッケージデザインを仕掛けていく。
こんな事を考えられたら、もっと集客をコントロール出来るのではないかと。
少し話はズレましたが...
とにかく色んな角度から、色んな知識を取り入れてチャレンジしてくことで、仕事がもっともっと面白くなるので、ぜひ沢山勉強することをおすすめします。