20回記念演奏会に寄せて
2012.01.01 13:05
第20回を迎える「ピュリティー・コンサート」。聴く人の心をうつ演奏がしたいという思いが込めら れ、定期演奏会としてのネーミングがなされました。
設立当時、明石市内には、社会人の吹奏楽団は「明石吹奏楽団」 だけでした。 高等学校、大学を卒業 し社会人となる元吹奏楽部員が、 音楽活動を継続していける吹奏楽団の設立を、当時私は切望しており ました。丁度そんな折、 明石子午線ウインドオーケストラ設立の話が持ち上がり、 若者たちがいろいろ と論議し、定期演奏会の名称も決まっていきました。
この20年の間には団員の入れ替わりもあり、 練習にも5~6人しか来ていないような時もありまし た。指揮者も変わり、あわや解散かと思われた時もありました。 しかし、こうして20回目の定期演奏 会が開催できるのは、設立当時からのメンバーが頑張ってくれていることや歴代の団長のふんばり、そ して現在の指揮者の井上氏の魅力ではなかろうかと思っています。 もちろん団員のみなさんのチームワ ーク、音楽への情熱、いろいろな努力、 そして演奏会に来て下さるみなさまの温かい声援などが定期演 奏会を20回も続けさせてくれているのだと思っています。本当にありがたいことであり、嬉しいこと でもあります。
今後さらに、 明石子午線ウインドオーケストラでしか醸し出せない音楽をめざして活動が続けられ、 聴く人がほっこりとするような演奏などを期待するところです。 今後ともみなさまのご支援、どうぞよ ろしくお願いいたします。
明石子午線ウインドオーケストラ
顧問 藤岡勝義 (明石吹奏楽連盟会長)