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SHIMOJO NEW YORK NEWS

ニューヨークは今、7月21日(スーパーの値引き販売アプリ)

2024.07.22 21:09

アメリカの食品スーパーでは、夕方になると割引きセールのシールを貼ってと言う事がほとんど無い事は以前にも書きました。

又その場合の売れ残り商品を廃棄にしない為の方法も書きました。

幾つかのアプリがあるのですが、一部の消費者にしか使われていないのが残念です。

今日のニュースは、そのアプリの一つ「Too Good To Go(廃棄するのは勿体無い)」に全米で最高人気のオーガニックと健康食品チェーンであるホールフーズが参加した問い事です。

こんなアプリですが、スマホやタブレットだけでなくパソコンでも同様に使えます。

ただしオーダーを受け取る時には、オーダーの支払済コンファメーションを持っていく必要があるのでスマホが便利な事には違いありません。

今日のニュースはこれで、ホールフーズがサプライズ・バッグを出しますという事です。

全米に500店舗以上のチェーンですが、ニュースでは450店が加盟となっているので何かの理由でそれに入らない店舗もあるのですね。

このアプリはメンバーシップではなく、サインアップするだけで誰でも使えます。

ただし支払いはクレジットカードかデビットカードなので、それを入力してサインインして支払いまで済ませる事になります。


ホールフーズに関するニュースでは、ニュースの文面をそのまま引用すると以下です。

soups and ready-to-eat meals, are available for $9.99 for a $30 value,

(スープとそのまま食べられる惣菜類は$30.分が$9.99です)

Bakery Surprise Bags featuring breads, muffins, scones and cookies, cost $6.99 for a $21 value.

ベーカリーのサプライズバッグはパンだけでなくマフィン、スコーン、クッキーなども入って$21.分を$6.99です、

となっていて、プロパー価格の約1/3となります。

この1/3で販売するのは、このアプリの他店での割引率とほぼ同じです。

ご興味がある方は、このニュースを読んでみて下さい。

https://progressivegrocer.com/whole-foods-market-offering-surprise-bags-surplus-fresh-food

アプリを試してみたい方は(日本でDL出来るかは?)Too Good To Go で探せます。


実は私もその日に食べる食事や惣菜ではないですが、冷凍出来るパンやピザ等で時々使っています。

アプリを開けると今日その時間に購入出来るバッグのリストが出ます。

例えば最初のTerranova Bakeryを選ぶと、住所など詳細が出ます。

評価が4.9と高く、午後2−5時の間に取りに行く、$12.00分を$3.99で買えるという事、

中身はその時に残っているデリシャスフードが入っていると分かります。

多くは地元の店なので、普段から使っているか見た事のある店と言えます。


ベーグルやピザの専門店も多く、同様に時間を指定され1/3程度の価格で購入できます。

たまたま私が最近買ったその日の売れ残りベーグルは、約$4でプレインのベーグルが6個入ってました。

アプリでReserveをして、アプリで支払いをしたらあとは取りに行くだけです。

たまたまですが、ピザとベーグルのお店です。

スマホのコンファメーション(支払い確認書)を見せればオーダーを貰えます。

一連の操作や処理に面倒もなく、何が入っているかはわかりませんが、オーダーの時に概略を見て納得してリザーブしておくので、買いに行ったら売り切れという事もありません。


これは食品の専門店だけでなく地元系スーパーマーケットも入っていて、今回はそこにホールフーズも入った事で選択肢も楽しみも大きくなったと考えます。


アプリを使った割引き販売は既に全米にチェーン網を広げた「FlashFood」があります。

22年の9月の下城NYニュース(⇦クリックでお読みになれます)に詳しく紹介致しました。

その時から変わった事が幾つかあります。

先ず加盟チェーンが大きく増えてアメリカ中西部地区が一番集中しているものの、店舗マップの通りカナダの西海岸側とカリフォルニア州にも伸びている事です。

更に、このアプリはチェーン網で加盟していたものですが、個人店のマーケットでも加盟出来る様になりました。

それはアプリの進化もあり、チェーンだけでなく「Too Good To Go」の様に多くの個人店こそがフードロスの対策として割引きをしてでも完売を目指したいという事の表れです。

日本の様な夕方の割引きセールをやる店も一部にはありますが、全般的に消費者が行動する時間が非常に広いアメリカではセールになる時間が買い物時間に当たる人も多くそれを狙うお客が増えて元も子もない状況を避けなければいけません。

その売上げ対策として、更には食品ロスを絶対的に避ける手段としてこれらのアプリが広く採用されています。

この辺の進化は全く目が離せない状況になっている様です。


下城NYニュースでは、今回の内容に沿った視察研究が出来る様、ニューヨークと接続するフィラデルフィア、ワシントン、ボストンなどを組み込んだ研修や視察プログラムを用意しております。

昨年来次々と開店した首都ワシントンのウェグマンズ、デラウエア州のウェグマンズと立て続けに小型の店を開店し、コロナ後に起きた作戦変更の様子が見られ、更には23年10月にはウェグマンズのマンハッタン街中店が開店しました。  これ実はまだ完成に至っておらず、店内飲食のスペースや手洗いも完備していませんが、次々と新しい事を仕掛けているのも事実です。

コロナや戦争その他で起きたインフレの影響もあって、この2−3年間で一番出店している食品店チェーンがディスカウント系のチェーンです。

ニューヨークの郊外で、アルディ、リドル、グロサリー・アウトレット等その店舗を一気に視察する事ができます。

滞在期間や日程はご相談に応じます。

詳細は下城までお問い合わせ下さい。

By Charlie Chikao Shimojo @NPPA

チャーリー下城NYC■ 7/21/’24

https://ny-news.amebaownd.com/

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