2024.7.21 鳥海山笙ヶ岳フラワートレッキング
令和6年 7月21日(日) 参加者:9名 ガイド:真鍋雅彦
コース:吹浦口大平コース~伝石坂~見晴台~とよ~河原宿~長坂道分岐~三峰~二峰~
笙ヶ岳本峰ピストン (所要時間:6時間40分)
鳥海山フラワートレッキングで、西鳥海のやまがた百名山笙ヶ岳に行ってきっました。車
窓から見る鳥海山はすっぽりと雲に覆われて、裾野の一部がわずかにみられるほどで、いつ
も駐車帯は満車状態ですが、この天気に半分も埋まっておらずゆうゆう駐車できました。吹
浦口は鳥海山登山コースのなかで最も古くから開けたコースで、賑わいがあったところで、
山形県の登り口になります。最初から急登の伝石坂に汗を絞られながら見晴台に到着です
が、霧に包まれ視界がありません。しかし、心地よい風が気持ちよく汗が一気に引きまし
た。あとはなだらかな高原トレッキングになり、登りではその時一瞬だけ霧がサッと引い
て、酒田や象潟の街並みと海岸線を見ることができ、歓声を上げました。すぐに霧に包まれ
てしまい足元の花々をよくよく見ながら登ることに。とよの前後辺りからクルマユリ、ニッ
コウキスゲなど鮮やかな高山植物が咲き始めて、ヨツバシオガマやハクサンボウフウ、ヒナ
ザクラ、コバイケイソウなど見られて、チングルマは花数は多くありますがほとんどが咲き
終えて穂が見頃になっていました。河原宿を過ぎて分岐につくまで新山ドームが徐々に見え
てくるのですが今回はお預けで、もちろん分岐からの堂々の山岳風景もお預けでした。しか
しこの長坂道の花はいつも見事で、今回も素晴らしい花園を通り抜けて笙ヶ岳に登れまし
た。ところが、登頂20m前で大粒の雨が降り出し大急ぎでカッパを着込むことになり、風も
強く登頂の余韻も味わうことなく下山になりました。帰りは大平山荘で汗を流し、庄内の岩
ガキで締めて帰路につきました。