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KIMURA HARUKA

2018年、どんな1年だったか。

2018.12.27 00:37

2018年はズバリ、

『夢、叶いすぎちゃった』一年

でした。


いいじゃんなにそれ自慢!?

と思われそうですが、まぁ聞いてくれ。


2018年のまだ初め頃、私はここ数年(なんなら10年)続けてきた、2つの大きな仕事を「終える(または休む)」決断をした。


そのふたつとは、


①Podcast「ひいきびいき」の番組終了
②クロジへの脚本執筆と出演を今年はしない


である。


どちらも、本業以外で一番目立つ私のメインの活動、といえたかもしれない。

これまでの数年を振り返っても、人生におけるこの2つの存在はとても大きい。


幸いどちらに対しても、自分に嘘のない形でしっかりと区切りを付けることができたので、悔恨の類はないのだが、自分の中でここまで大きなふたつが一度にない一年となると…


「そのかわりになにするんだろう?」


という漠然とした荒野が見えた春。


でも、それでよかった。

あたりまえにあったものが、なくなる。


スッキリ!するのかもしれない。

寂しい、と思うのかもしれない。

自分を見失うかもしれない。

とにかく暇を持て余すのかもしれない。


そんな予想をして、覚悟をして、どれも、楽しみだった。


のに、



のに、である。


もっと空虚な一年をたったひとりで味わうつもりだったのに!!!


夢100で主人公を演じさせていただき、


北欧~東欧旅行にでかけ、


念願だったTV番組のレギュラーナレーションを担当させていただくとになり、


挙句の果てに、


盟友あきやまかおると、演劇(に類する様々なパフォーマンス)ユニット「ハラムスカラム」の活動をスタートさせる。


という


ギチギチ感。


あの時、眼前に広がった荒野は秒で幻…



で、ただただ忙しかったよーっつー話じゃなくて、このひとつひとつ全部が「ずーっと叶えたかった夢」だった、という話です。

叶わなくてもいい、一生かけて追い続けてもいい、とさえ思っていたことばかりなのに、割と一度に叶ってしまって、正直ちょっとぼんやりしてました。



それで、来年をどんなふうにしようかーって毎年考えるんだけど、今回ばかりはわかんなくって、マネージャに相談したら「きみほどいろんなことをやれてる人のほうが少ないよ」と苦笑いされてしまった。


それは、その通りで、そう見えても仕方なくて、でも、止まりたくないし、贅沢かもしれないけど、もっと、と上手く言葉にならないままモゴモゴ言ってたら、そのマネージャが「だから、ひとつひとつのジャンルをもっとグレードアップさせたら?」と言ってくれたので、「やっぱそれかーー」と思いつつ、もちろんそれぜんぜん簡単じゃねーので、とりあえずそれはがんばります。マネージャさんありがとう愛してる。


あと、この十数年、毎年のように演じさせてもらってる大切な役があるんだけど、そのディレクタさんに「毎年芝居よくなるね!」と初めて言っていただけて、それにも今すごく背中を押されている。

十数年前の初年度、なにも武器がない状態で、ただただ剥き身の全力で演じさせていただいたあの時が最強すぎて、それにはもう絶対勝てないから、それをなぞるかキープすることしかできないと決めつけていた自分に気づいた。

でも、そうじゃないかもしれない。

もっとよく出来るかもしれない、と思うことが必ずしも、過去作品を否定することにはならない。今関わってくださってる方を笑顔にしなきゃ、と考えるようにしようと思いました。


いろんな人が、いろんな言葉をくれます。

直接なにかしてくれなくても、それがヒントとなって、私を助けてくれます。

バラバラだった点と点が線で繋がって、ひとつの絵が見えてくるみたい。

来年もそうして、周りの方々がくださるヒントを見逃さずにがんばります。


2018年もありがとうございました。

新年号楽しみですね。

来年もいっしょにがんばりましょー!