「宇田川源流」【現代陰謀説】 ウインドウズに障害があると世界が混乱するということを証明した事故
「宇田川源流」【現代陰謀説】 ウインドウズに障害があると世界が混乱するということを証明した事故
毎週金曜日は、「現代陰謀説」をお届けしている。現代の中に潜む陰謀や、現代動いている陰謀に関して、現在普通に検索でき読むことのできるニュースを見ながら、その内容を解析し、そしてその内容を見てみながら、なにかその陰謀に対して対策できることをする(もちろんすぐに行動を起こすのではなく、その内容を提案するということにとどめるが)ということを行っているのである。
さて、陰謀ということは、様々な意味で内容を把握しなければならない。まずは簡単夷「5W1H」ということを知らなければならない。
まず「誰が」ということを見なければならない。これは二つの意味があり「どの団体が企画し資金を調達しているか」という首謀者と、「誰が実際に行動をしているのか」という実行者を探すということになる。企画をしている国や団体がわかれば、当然に、その目的ということがわかる。また、一方で、もしもその実行犯がわかれば、その実行の癖があり、その癖から何をするのかがわかる。
「いつ」ということに関しては、特に注意はないが、基本的にはすでに起きている場合がある。それだけではなく、「いつから始まっているのか」または「いつまで行うのか」ちうことであるか。
「どこで」ということもある。「どこ」というのは、一つにはどの国のどの地域でということもあるが、もう一方では「どの空間で」つまり「サイバー空間」なのか「企業」なのか、または「官公庁」「軍」などを考える必要があるということである。
「何を」ということが、これこそ「目的」「標的」は何かということである。混乱が目的なのか、または、何かを占領するということなのか、または、何かほかの目的があるのかということになる。
そして最後に「どうやって」である。まさに、「どの様な手段で」ということを考えなければならない。そして、それらをわかった上で、その内容を見てゆくということになる。
ウィンドウズ障害、ブルースクリーン表示で操作不能に…航空便やレジのシステムなど世界規模で影響か
米マイクロソフトの基本ソフトウェア(OS)「ウィンドウズ」を搭載したパソコンで19日午後から、障害が起きた。
画面に「問題が発生したため、再起動する必要があります」といった表示が出て、操作できなくなる。米国では主要航空会社のすべての航空便が発着できない事態が発生するなど、影響は世界各地に広がった。
米マイクロソフトは19日夜、ホームページでパソコンの不具合は、米国のサイバーセキュリティー会社「クラウドストライク」のソフトウェアに原因があると発表した。
また、マイクロソフトの日本法人によると、同社のクラウドサービスでも別の不具合が見つかったという。二つの障害が発生し、影響が拡大したとの見方が出ている。
クラウドストライクのジョージ・カーツ最高経営責任者(CEO)は19日、「サイバー攻撃などではない。問題が特定され、修正プログラムを配布した。顧客の安全を確保するために全力で取り組んでいる」と声明を出した。
カーツ氏は、不具合が見つかったのはウィンドウズ向けの更新で、米アップルのOSなどに影響はないとしている。
関連は不明だが、世界の空港でシステム障害が起きた。米CNNは、アメリカンや米ユナイテッドといった主要航空会社の航空便が現地時間19日未明から運航できず、地上待機していると報じた。英BBCによれば、世界で3300便以上が欠航になったという。
日本では、日本航空の予約管理システムに不具合が生じ、ウェブ上での国際線の航空券の予約ができなくなった。BBCなど欧州メディアによると、多数の空港でオンラインのチェックインができなくなり、手動に切り替えた。運航に大幅な遅れが発生した。
生活にも影響が出た。大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」では、午後2時頃からパーク内のレストランや土産物店のレジのシステムに障害が起き、全店舗の営業を一時的に休止した。JR西日本では列車の走行位置を示すウェブサービスのシステムに障害が生じた。一時、列車の一部で位置が表示できない状態になった。
英ニュース放送局のスカイニュースは、19日朝の放送を一時中断した。英国の国民保健サービス(NHS)でも、一部の医療機関で予約を停止したほか、薬局で処方薬が受け取れないなどの影響が出ている。ロイター通信によると、豪州では大手金融機関のコモンウェルス銀行で、一部の顧客が送金できなくなった。
2024年7月19日 15時12分 読売新聞オンライン
https://news.livedoor.com/article/detail/26820609/
さて、今回は陰謀ではない。しかし、すぐに陰謀につながるということになる。もう一度言うが、今回の内容はただの「事故」である。
ウインドウズが、一斉に止まった。単純にセキュリティソフトの異常であるという。この辺のところは難しいので詳しい話はやめておくことにする。まあ、簡単に言えば、セキュリティソフトが異常で、コンピューターが停止したり、突然スキャンを始めたことによって、フリーズしてしまった経験をしている人は少なくないのではないか。
今回のフリーズによって、空港や予約管理システムなど様々なものが止まった。このことによって様々な混乱が起きている、日本ではあまり報道されていないが、実際に、様々な混乱を引き起こしている。
さて、これは逆に言えば、ウインドウ児を一斉に止めることができれば、世界中を混乱させることができるということを意味しており、そこを狙う陰謀を企てるものは少なくないということになる。同時に、何が問題なのかということは、今回の事故で見えている。つまり、セキュリティソフトに似た内容のもので、ウインドウズを停止させれば、様々な混乱を引き起こすことができる。当然にそのことを狙って開発する人は少なくない。同時に今回の事故で、「どことどこがつながっていて、どこのコンピューターが独立系になっているのか」ということが見えてきたということになるのである。要するに、サイバー空間の中においてどこを狙うかという区別がつくようになってしまったということになる。
そのうえで、その混乱の復旧時間まで見えてきたということになるのである。要するに、他の陰謀をかけやすいということになるのだ。
逆に言えば、「今回の事故で、陰謀をどのようにするのか」ということが見えてくるということになるのである。逆に言えば、狙い方や狙う場所などが見えてくる。同時に「最も大事なことは、アナログで管理する」という対策まで見えてくるのではないか。そのように見ること自体が最も重要なのである。