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JUNPEI FUJITA

THE LEGENDとイーストフィルハーモニック管弦楽団。

2018.12.27 08:29

先日の帝国ホテルディナショーのリハーサル写真。スムーズに進んで予定の1時間巻きでした!

オケのメンバーは、私が過去に共演させて頂いた方が殆どでして、あまり硬くなりすぎず、限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮してくれました。感謝!





これ、私の車のラゲッジです。特殊楽器がたくさん、、、

豪華なステージにするために、通常のオーケストラ編成では使用しない楽器が楽譜に色々と指定されていました。アレンジャーの新倉さんとも相談しながら一つ一つ吟味して、直接私が仕入れ。これも大事な指揮者の仕事!!笑








リハを通して、どの様に工夫したらお客様にノリノリになって頂けるか、THE LEGENDの魅力を引き出せるか、、等、パーカッション奏者とのディスカッションも綿密に。これぞ文字通り、「打ち合わせ」!




本番当日、ロビーにてストリングスによるウェルカム演奏。






そして本編前に、出演者全員で気合を入れます!!

我々オーケストラは、THE LEGENDとファンの皆様がこの10余年に築きあげた絆や温かな雰囲気に助けられて、どんどん音が良くなっていくのを感じました。まさか、帝国ホテルでお客様とアーティストが一緒に踊り出すなんて、、、驚きました。


オーケストラはチューニングを終えて、最初の一音を出すその瞬間がもっともコンディションが良く、それから何か目に見えないものを少しずつ擦り減らしながら終曲へと向かうものです。このすり減りを最小限にながら、一挙手一投足、細かな言葉の使い方にも気を使って少しでも良い音を出してもらうのが指揮者の仕事だったりもします。乗り物の燃料が増えて行かないのと同じように、最後に向けてコンディションが良くなって行くというのは、とても珍しい事なのです。


THE LEGENDのステージは、お客様と一緒に作り上げるステージ。オーソドックスなクラシックのステージとは全く違うものなのですね。この世界観が、もっともっと多くの人に広まって行くと良いなって思います。


そして少しでもそのお役に立てればと。


次にご一緒させて頂くのは2月の『フィガロの再婚』。

またお目にかかりましょう!