アパレル舐めんなよ?
今、強く自分に言い聞かせている。
昨日、僕は
5,500円のパーカーを12人の方に、買って頂けることができた。
これは、出演者が僕1人だけの生配信番組内で起きた出来事だ。
そして、僕1人じゃ起こり得なかった出来事とも言える。
ことの発端は、おとといの夕方。
「服を売る番組に出ませんか?」
LiveShop!という生配信番組の制作の方から連絡を頂いた。
なんで、僕が?
「自分でデザインした服、売り出すんですよね??アパレルを学ぶ良い機会だと思います。」
最近の活動を見ていてくれた。
めっちゃくちゃ嬉しかった!
そっこー返事をして、出演が決まった。
番組の内容としては、
「11,000円のパーカーを10人以上が購入すると、20%offになるお得な1時間の番組。
しかし、購入者が10人に満たないと、販売も出来ない。」
というLiveShop!の中でも、特殊な番組構成だったらしい。
購入者が0人でも、9人でも、販売出来ない。
10人を超えて初めて20%offの8,800円で販売出来るって訳だ。
続けて、LiveShop!の方は、
「番組が上手くいくかどうか関係なく、ASHiNAさんの出す服についても、何かしらお助け出来るかもしれません。」
成功しても100%ではなかった笑
でも、その時、僕の目の前には
「10人以上に買ってもらえれば、スムーズに自社ブランドBEEの服が出せる!!」
というキラキラした景色が広がっていた。
1日で100〜200人には、平気で声を掛けた。
全SNSを使い、連絡を取った。
中には、「絶対、買います!」と言ってくれる人もいた。嬉しかった。
そこで、僕はまた頑張る。
番組が始まる5分前まで、連絡をし続けた。
1人でも多くの人に番組を見てほしかった。
そして、番組が始まる。
開始15分、閲覧数は、200人を超えていた。
番組自体のファンの方もいたり、自分の声掛けもあったろうけど、最初の放送で200人を超える人は、そういないらしい。
(お世話だろうけど笑)
でも、そんな全てが上手くほど甘くはない。
開始15分、購入者0人。
あ、やばい。。
15分間、僕はひたすら番組の趣旨説明と「買ってください!」としか言ってなかった。
(まず、そこら辺、考えとけよ笑)
ってか絶対買ってくれるって言ってた人は?
えぇーなんで買ってくれないの?
内心そう思っていた。
アパレルを舐めていた。
なんか服作りたいからって動き始めて
なんか仕事が来たからって服のこと調べて
なんか買ってくれる人増えたらな〜って知り合い200人近く連絡しても
買うはずもないだろう。
何故なら、”売ること”だけが目的だから。
放送の前日に、ある人に、教えられた。
「ある村で、誰を村長にするか話し合ってるとする。候補者は、3人。
1人は、『肉で腹いっぱいにしたい!』
1人は、『村長になりたい!』
1人は、『村には、橋が少ないから、橋を建てたい。』
誰に付いていきたい?」
もちろん、3人目だ。
みんなのことを考えてくれている。
じゃあ、僕は、何人目になる?
服を売りたい!!
何でもいいから、目立って売れたい!
僕は、「肉いっぱい食う村長」だったんだ。
そんな奴、村長の資格はない。
村一番の変わり者だ。
気付かされたはずなのに。
また、ある人は、放送中にLINEをくれた。
「ご飯が欲しい。お金をくれ。というのは、乞食(こじき)っていうんだよ。
どうやったらみんなが喜んでくれるかを徹底的に考えろよ。」
オリラジ中田さんに教えられ、
実の兄貴に教えられ、僕はようやく気づいた
「人の為にやんなきゃダメじゃん!」
放送開始から15分以降、フルテンションで思った事を素直に全部口にする事にした。
(それ人の為?笑
本当に気づいてる?笑)
「買え!」の「え!」の瞬間。
目標達成して、踊るASHiNA