目標設定・マンダラチャート
シーズンが始まって4ヶ月が経ちました。あっという間過ぎてまだ4ヶ月なのか!とも感じます。東部通信、県選抜、県通信が終わりホッとしたのも束の間、1・2年生は新人戦に向けて気持ちを切り替える時期となりました。3年生も高校1年生から満足に競技を行うためには、この8ヶ月を有意義に過ごす必要があります。
昨年12月に振り返りシートを記入し、目標を設定してもらいましたが、ほとんどの人が通信・選抜に向けての目標設定だったこともあり、新たに目標を設定する機会を作りました。
短期目標と長期目標を設定します。
長期目標は将来的に達成したいと思っている目標のことで、短期目標は、長期目標の達成に向けて50%くらいの確率で達せできそうな目標のことです。
この短期目標の達成を積み上げていくことで、最終的に長期目標の達成に繋がります。
私は中学3年生の時の長期目標は日本一になる!でした。
学校行事の陶芸体験で、お茶碗に「日本一」と書いて毎日願いながらご飯を食べていました。
中学・高校と夢は叶わなかったけど、大学4年で初めて日本一になれた時は、諦めずに貪欲に、がむしゃらに、泥臭く頑張ってきて本当に良かったと思いました。
なので、今は「夢」くらいで良いです。いつか、叶えたい、憧れなどなど。恥ずかしがらずに思いのままに書いてください。
また、大谷翔平選手が使用していた「マンダラチャート」にもチャレンジしました。
目標を具体的に設定することは、競技者の不安を軽減させ、自信を持たせる効果があります。
また、心理面に大きな影響を与え、積極的な行動を生み出します。
今回は選手みんなで「強くなるために」重要な要素について意見を出し合いました。
アスルクラロACでは、技術指導だけでなく、心理的・身体的・社会的な成長を促すことに力を入れています。競技者として、心身ともに強くなるために必要な8個を考えました。
意見を出してみると、陸上競技以外のことが多く、日常生活にどう陸上を落とし込むか、いかに陸上選手として日々行動するかが重要だということが分かりました。
これはアスルが大切にしている、身体的・心理的・社会的な成長を重視している考えとリンクしていて、選手たちが同じ志を持っていることが分かりました。
たくさん出た強くなるための重要要素をまとめたものが以下の8つです。
・基礎体力
・人間性
・メンタル
・技術
・人間関係
・協調性
・生活習慣
・運
正解は無いと思っていて、多分いま改めて考えてみたらあれやこれもあったなあ。と思うこともあるでしょう。そんな風に少し自分で考えることで積極的な行動に繋がります。
マンダラチャートの詳細は夏季休暇中の宿題にしました。
一人一人が自分でこの課題にしっかりと向き合えば、夏季休暇中の行動もまた変わってくるでしょう。
シーズン後半戦に向けての良いきっかけとなれば嬉しいです。
今日来られなかった人は杉浦コーチからプリントをもらって19日(月)に提出してくださいね。22日(月)から少しずつですが、個人面談を開始します。この紙を見ながら行いますので、熱い気持ちを書き溜めてくれると嬉しいです。