肉!? にゃんにゃん自然食派レストラン!!

　私は20年間勘違いをしていました。私は猫が食べてもいい自然食を、マグロやカツオのお刺身、鶏のささみや胸肉などの、高タンパク低脂肪の食材のみに限ると思っていました…。

　私は晩酌にはチャーリーにお付き合いいただくため、上記の食材を中心としたメニューで晩酌をしていました。お刺身はいつ食べても美味しいもんですが、それでもたまには肉々しい肉を食べたくなります。そんな私が2週間くらい前、ある本を買いました。その本は、自然食派の獣医さん監修の、猫も食べられる手作り料理のレシピ本なのですが、それを読み私は震えて慄きました。私は特定のキャットフィードを勧める一部の動物病院と、大手ペットフード会社には癒着があるのでは？　という感情さえ芽生えました。要約すると↓

　猫は真正肉食動物です。なので牛や豚の肉も食べて大丈夫です（何なら馬肉や羊も）。ただ、人間と暮らしているうちに野菜や穀物も食べるようになったので、それらもバランス良く与えましょう。日本には四季があるので旬を食べることが基本。冷性・温性を考慮しましょう。

　↑みたいな事が書いてあったのです。驚愕です。私は牛や豚を何のために避けてきたのか!?　ネギや甲殻類などの、絶対食べてはいけない食材さえ避ければ、猫のメニューは千差万別に豊富だったのです。私も晩酌時に豚肉や牛肉の料理を食べる事が許されていたのです！

　もちろん自然食にもデメリットはあります。調理に時間がかかる、食材を揃えるのにコストもかかる、なのに食べてくれないかもしれない等々。それに比べると、安価で栄養価も計算されている市販のキャットフードの方がはるかに便利です。しかし、キャットフードはやはり「エサ」。たまには飼い主手作りの料理で、愛猫と一緒に「食事」をした方が、猫にも愛情が伝わる!?　かもしれません～ね。あっ、どうも岩崎（チャーリーの飼い主）です。