🍴燕三条の地場産業ってどんなものがあるの??工場見学に参加しました!!🍴
こんにちは!!
花火好きのハセK“です!!
6月20日に2年目の営業部社員を対象とした、工場見学が行われました。
実施の意図として、工場でどんな加工をしているのかを知ることやどのような形で弊社に商品が入っているのかを知ることというのを目的として行われました。
また、三条では和釘や包丁等といった工具や刃物類、燕ではスプーンやフォークといったカトラリー類、金属を金づちで叩いて模様を作る「槌目」や、一枚の銅板から器を作り出す
「鎚起銅器」が有名となっています。
それらをまとめた表現が「燕三条の地場産」とも呼ばれたりしているんですよ🛠
確かに私も「燕三条の地場産」と言っていることが多いです!!
改めてどんな技術があるのか気になってきました🤔
今回はその一部を工場見学の様子でお伝えしていきます!!
まずは株式会社トーダイ様にお伺いしました。
こちらではカトラリーや樹脂バスケット、オリジナル商品(OEM)の製造をしています。
また、商品に黒酸化発色やビンテージ加工、レーザーマーキングで模様や名前を入れることも可能です。
また、カトラリーの製造方法に関しては金属の板材を挟むプレス方式と強い力で金属材料を型に押し付け、模様などを転写させるフレキション方式があります。
また、レーザーでの加工は、金属や樹脂、木製品でできるのと、金属では特に18-0との相性が良いそうです。
ちなみに余談ですが、弊社からめちゃくちゃ近いです(笑)
ご担当者の方からレーザー加工の種類であったり、どういった商品なのか等の説明を受けた後工場内部に入っていきました。
今回はレーザー加工をしているところを見せていただきました。
場所はこのような感じとなっています。
物の大きさや形状によって機械を使い分けています。
私は工場内部を見るまでは同一の機械を何台か用意して、まとめてやっていると思ったので、複数の機械を使用していることを知り、驚きました…。
工場内部を見学した後、ギャラリーの方も見させていただきました。
入ってすぐに目に入ったのは、商品にレーザー加工をしたものでした。
見覚えのあるキャラクターであったり…
迷彩柄もレーザーで加工したそうです…😲
作れる幅の広さにもびっくりですが
何より不可能だと思う模様を作り上げる技術力の高さに恐れ入ります…
ちなみに迷彩柄についてはカラーレーザーで加工したものだそうです。
また、色は白や茶色が主として、赤や紫等の色を出すことも可能だそうです。
色も出せるとは思わず、びっくりの連続でした!!
続いて、株式会社和田助製作所様にお伺いしました。
こちらでは主にティースタンド、ビュッフェスタンド、角盆等の製造を行っていいます。
こちらも弊社のカタログにも掲載されていますね!
ちなみにティースタンドはアフタヌーンティで使用する商品となっており、角盆とビュッフェスタンドは、ホテル等のバイキングで角盆と併せて使用されます。
また、最先端の金属加工技術のひとつといえる3Dプリンターを導入しています。金属3Dプリンターを取り入れた主な理由は、ニーズの変化や人手不足、材料価格の高騰などで鋳造品の仕入れが難しくなってきていることから、そこへのフォローを期待してとのお話です。
「失って終わり」、ではなくて「どうやったら同じような形で残せるか」ということを考えていて素晴らしいと感じたのと同時に人手不足の波は思っていた以上に来ていて他人事ではないと思いました。
そして欠品して商品がすぐに出荷できない…といったことにならないように
作った製品を在庫としても置くようにして欠品を防いでいます。
長くなりましたが、早速内部に入っていきます!!
まずは展示スペースに案内されました。
取扱商品がホテル等で使われていることが多い商品のため、展示スペースがホテルの食事会場のイメージになっていますね!
見学させていただいた際、本当に食事会場に居るみたいでした🍴
展示スペースで商品を見学させていただいた後、工場の見学に移りました。
工場に入って見学をさせていただいたのですが…
見るのに夢中になりすぎて、肝心の写真の撮影を忘れてしまいました…💦
なので、撮影できた部分のみお見せします!!
こちらは研磨をしている工程で、磨いて光沢が出るようにしたり、製造の際にでる
バリを取ったりしています。
ここでは部品と部品をくっ付けて1つの製品にしている工程になります。
1社目とは違った製造工場を見て、近隣でもこんなに作るものが変わるのかと思ったのと
地元にいながら、地場産業をまだまだ知らないと痛感しました。
また、3Dプリンターで印刷されたキーホルダーをいただきました!!
苗字が浮き出ていておしゃれなのと、金属に印刷しているので持つと重厚感があります。
そうして、工場見学が終了し、普段の業務に戻りました。
今回、工場見学に参加してみて、「製品ができるまで」の考え方が変わりました。
今まで私は、切って曲げて付けて完成、と思っていました。
しかし、今回の工場見学で上記の3つの工程以外にバリ取りや磨き、洗浄等の細かい工程を経てようやく商品になることが分かり、価格が高くなる理由や納期がかかってしまう理由、各製造メーカ様がどういったことで差別化をしようとしているのかを知ることが出来ました。
また、工場見学をする前は洋食器の色は「銀色」しかないだろうと思っていました。
それが、今回の工場見学で黒酸化発色やステンレス発色、メッキ等で色を付けることで
他の色を出すことが可能であることを知り、地元の知らない製造技術を知ることができました。
そして、当たり前のことですが商品は大切に扱おうと改めて思いました。
今回、ご協力してくださいました「株式会社トーダイ」様と「株式会社和田助製作所」様ありがとうございました。
また、今回企画をしていただいた、先輩社員の方もありがとうございました!!
これからも頑張っていきます!!
今回はこれで以上になります。