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おうちカフェ さんちゃん

グランドの向日葵(ひまわり)

2024.07.30 20:48

今は夏休み、近くの学校のグランドに咲く向日葵(ひまわり)の写真を撮りました。

「人生はこれから!」と言える若い人の希望を詠んだ俳句があります。寺山修司(1935年~1983年)の代表的な俳句ですね。

「一粒の 向日葵(ひまわり)の種 まきしのみに 荒野をわれの 処女地と呼びき」

意味:まだ誰の手も入っていない未開拓の土地に、一粒向日葵の種を播いた。ただそれだけなのに、広い荒野全体を自分の土地だと宣言した。

若者は生命力に満ち、どんなことでもできるのだという思いが胸にあります。しかし若者は、この世界でまだ何も成し遂げてはいません。したことと言えば、少しだけ。例えば、一粒の向日葵の種をまいただけです。でもそれだけでもう、広大な荒野を獲得した気になります。

何も成し遂げていなくても、そのような野望を抱くことこそが青春の特権です。素晴らしいと思います。持ち続けたいですね。でも多くの人はそういう気持ちを、いつしか失ってしまいます。

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