現在の再エネ・蓄電業界の今の指標は?
現在の再エネ・蓄電業界の流れを知るにはその根底にある”指標”ともいうべきいくつかの”スタンダード”を知っておく必要があります。
僕は毎日仕事を始める前にいくつかの業界の指標を見るのがルーチンになっています。
①リチウムの先物価格
②銅ベース
③円ドル為替
④JEPX
⑤燃料費調整額
基本はこの5つなんですが、これらの現在の指標を書き記してみます。
①リチウムの先物価格:下限を突き抜けてかなりの底値を更新しています。
②銅ベース:歴史的な高値からガクンと急落して来ています。
③円ドル為替:日銀による利上げもあって、あっという間に160円→149円台へ!
④JEPX:夏の需給曲線を描きながらも、8/1の夕方は特に西で35円越えの高値です。
⑤燃料費調整額:一時の高値から下落して落ち着いています。
如何でしょうか?
こうして俯瞰して見ると、業界内外の状況が見て取れます。
リチウムの先物(上海市場)が底値を更新し続けていますが、今までは円安もあって蓄電システムへの影響は微々たるものでしたが、この円高がトランプさんの勇躍も相まって進むと、もしかすると今年は蓄電システムを購入するビッグチャンスが巡って来そうな予感がします!
まさに足元で絶好調の”系統用蓄電所”や既設需要施設(工場やスーパー、介護施設など)への蓄電システムの導入、流行り始めて来たFIP転+蓄電システムなどにおいてかなり破格の蓄電システムがザクザク出て来そうですから、”系統用蓄電所”などに興味がある方はこのチャンスをものにすべく早目に弊社に設計・申請等をご依頼ください!
この10月には東京都のビッグな系統用蓄電所向けの大型補助金も始まりますし、経産省の同じく系統用蓄電所向けの補助金も直近で今にも始まりそうな雰囲気です。
それ以外では高騰の一途を辿っていた銅単価は一部アルミへの置き換えや流石にダブつきも多少出て来ているかのようなかなりの下落を見せております。
円ドル為替は実際のところ110円を切っていた時代を知っているので正直今現在の為替はビックリどっきりメカですが(笑)、トランプさんの勇躍によりもし仮に110円とか120円とかに戻るようなら現在の製造立国ではないサービス立国としての日本の多くの中小企業などは一息付けそうな気もしています。
少なくとも弊社は万々歳です\(-o-)/
こうして俯瞰して見ると業界内外の動きがシームレスに見えてくるようになりませんか?
〇〇が下がったから連れて△△も下がり、それによって□□は費用対効果が出て来そうだなぁ・・・とか・・・。
今いるポジションを客観的に俯瞰することで、これからやるべきこと、これから目指すべきことが朧気ながらに見えてきたら儲けもんです!
ご相談事があれば何なりとお申し付けください。