No.100 自分で自分を褒める効果 2024.08.02 13:10 こんにちは、鬼川こるくです。ご覧いただきありがとうございます。No.97「成長曲線を思い出した話」の記事で、自分に活を入れるために自分自身にダメ出しをしてボコボコにしたわけですが、その後、自分で自分を褒めることも大切かもしれないという考えに至ったので今回はそのことについて書いてみようと思います。これを読んでくださっている方の中にもご自身を責めてしまいがちな方がいましたら、一緒に自分自身を褒めてあげて良い効果を得ていけたら嬉しいです。【🍄自分で叱咤激励してみてどうだったか🍄】SNSで承認欲求に振り回されないよう自分に厳しい言葉を浴びせて気合いを入れたわけですが、その結果「無理矢理がんばっている感」が出てしまっているなと感じました。叱咤激励も効果がないわけではありませんが、どうしても肩に力が入ってしまい、あのままでは近いうちに限界がきそうだと我ながら思いました。それにしても恐ろしいのが、私は普段の生活ではけっこう精神的に安定していると自負していまして、それがSNSになると途端に弱い心が芽生えてしまうので不思議です。きっと私に限らず現代に生きる人々は数字や評価にさらされる機会が多く、似たようなことで苦しんでいらっしゃる方も大勢いるように思います。決して褒められるために作品を制作しているのではなく、純粋に楽しんでいただきたくて投稿しているのですが、やはり良い反応をいただけたら嬉しいわけで…。もういっそのこと、誰にでもある自然な欲求をねじまげるのは無理があるなと考えを改めました。かといって、人様の評価に依存し始めたらそれこそ本末転倒、不幸の始まりといえます。そこで今回のタイトルにあるように、自分で自分を褒めてあげることは実はとても大切なことではないかという考えにたどり着きました。【🍄実際に褒めてみた結果🍄】まだほんの数日ではあるものの、良い効果が出始めているように思います。今までの私は無意識に自分に対して厳しい言葉を投げかけてきましたがそれを変えて、「今日も生きていてすごい」「机に向かって取り組めるなんて偉いな~」「この絵なかなかいいんじゃない?」「今日はサラダをたくさん食べた。健康を意識できて、やるね自分!」などなど。家にいる時は声に出してなんでも褒めてみました。その結果、心がリラックスして何か張りつめていたものがス~ッと解けたような感覚を覚えました。また、自分を褒めるためには褒めたくなるような行動を取りたくなってきて、いつもなら後回しにする雑事も早めに片付けられたという効果もありました。自分で自分を褒めるなんて一見馬鹿らしいように思えますが、たくさんの誉め言葉を自分にかけてあげれば潜在的に眠っている力も呼び起こせて結果も色々良い方向に向かっていきそうです。実験も兼ねて私はしばらく続けてみようと思います。もしよろしければあなた様も一度試してみてくださいね♪【🍄子供の頃に否定された絵🍄】 最後にご紹介したい絵があります。これは小学5年生の頃に描いた絵をざっくり再現したものです。実物は子供の頃に捨ててしまったため残っていません。当時、この絵を先生に否定されて私は絵心がないんだと思い込み、この日を境に何年も絵を描かなくなりました。この絵は学校の美術クラブで「自然と動物」というテーマで描いたものです。このお題が出された際、真っ先に浮かんだのがこの情景で、嵐のなか大樹が動物たちを守っている場面を描きたくて自分なりに懸命に筆を走らせて提出しました。その結果、先生に「うわ…何これ……」と露骨に嫌な顔をされて、ダメ出しをされたことを覚えています。向上に繋がるアドバイスであればもちろんありがたいのですが、この日のダメ出しは私の被害者意識によって悪い方向に受け止めてしまったとかではなく、ただの攻撃だったように思います。(名前の字が小さかったことを理由に人格否定までされて、なかなかに痛い思い出です)提出日に知ったのですが、同級生のみんなは動物が元気に遊んでいる明るい絵を描いていて、私の絵が浮きまくりになってしまったのも原因の一つかもしれません。また、嵐の表現が全体的に汚かったのも否定はできません。今となっては当時の先生の気持ちを知る由もありませんが、何が言いたいのかと申しますと、心無い言葉や態度はこんなにも簡単に人の可能性をつぶせるということ。そんな冷たい言葉の数々を、自分も自分自身に浴びせてしまっていては可哀想だと、当時のことをふと思い出して実感しました。【🍄まとめ🍄】自分自身で褒めるといってもある程度はバランスも必要だと思うので、たくさん褒めつつ、時には厳しい目を向けたりしながらバランスよく褒めていきたいです。ということで今回の記事は以上となります。「この記事を読んでくださったあなた様は最高に素敵です」✨最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた…!失礼いたします。