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ペットロス

2024.08.17 12:11

愛犬を亡くし自分の心が無くなってしまう喪失感の日々

食欲はなく睡眠も取れず笑うこと身体を動かすことも辛くなります。

人は当たり前の日常が突然なくなった時あまりにも無力な状態になってしまうものです。

ただ時間が流れる中、無理に動かず香りを取り入れながらゆっくりと休む。

休むうちに少しずつ食べられるように、眠れるようになり身体も動けるようになっていきますが喪失感はなくなるものではありません。


|お線香

お線香は四十九日の間は『食香』として焚き四十九日が終わると香りを通じて故人に話しかけたり心で交流するための『お香』として使われ、自分自身や仏壇の空間を清めるという意味も持っています。

お線香を焚きながら会話をすることで今の感情と向き合えるのかもしれません。



|ペットロスに寄り添ってくれる香り


サンダルウッド

ラベンダー

ベルガモット

フランキンセンス

ブラックスプルース


|自分の感情と向き合うプロセス

「悲観のプロセス 5段階」

step1: 否認と隔離 『信じたくない』と事実から逃避し周囲と孤立しやすい

step2: 怒り 『なんでこんな目にあうのだ』『あの時こうしていれば』という思いが強くなり怒りが込み上げる

step:3 取引 『奇跡が起こらないか』と何か希望を持つために神仏などにすがったりする

step4: 抑うつ 諦めや悲しみ、虚しさ、憂鬱、絶望と言った気持ちで落ち込む

step:5 受容 失ったことを受け入れ心穏やかに過ごす


*「死ぬ瞬間」の著者、エリザベス・キューブラー・ロスが唱えたモデル。死にゆく人の心理の変化を5段階で捉えた。『死の瞬間』を『悲観』として捉えることもある



|コラム


彼を失う悲しみを心の奥に据えながら迎える新たな命は

家族みんなのイニシャルからMARKと名付けられ

長い年月家族の手を必要とする生活の始まりでもありましたが

何より彼が家族の一員として

心を繋ぎ生きる力を与え守り癒してくれる毎日の始まりにもなりました。


当たり前に過ごす幸せな時間に訪れた突然の別れ。

心の奥にしまい込まれていた恐れと悲しみ現実を受け止められずおこる

怒り様々な感情がとめどなく溢れ出し混乱する心と身体を抱えている時

彼が大好きだった香りがその感情を落ち着かせてくれました。

嫌いな香りの時にはプイッと離れ

お気に入りの香りの時には足元ですやすやしたり

彼と過ごす時間の中にはいつも香りがありました。

明日は四十九日

彼の好きな香りを焚いて冥福を祈ろうと思います。

愛犬MARK  2024/07/01 享年14歳2ヶ月11日




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