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築100年の町家で暮らす

内壁の下地

2018.12.29 21:36

こんにちは。

どんどん寒くなり、風も強く、雪も散らつくようになってきました。

こうなると何もする気が起きず、家で過ごす時間が増えてきますが、

そんな過酷な環境の中、内壁の左官工事が着々と進行しております。

先日、ふらっと現場へ寄ってみたところ、内壁の下地ができていました。

キッチン背面の内壁

東側の窓から差し込む光でできた陰影がとても美しく、大山杉のカウンターとも

よく合います。設計当初の段階で要望を出していたのは、

仕上げをあえて中塗りで抑えた灰色の土壁でした。

この下地がそのイメージにぴったりだった事もあり

これで十分じゃないかと感動してしまいました。

南側リビング内壁

こちらは面積が大きい南側のリビング。

ザラついた下地とあってかなりの迫力です。

ダイニング内壁

ダイニングの壁は直接陽が当たる事はないので間接照明などで光を当て

人工的に作り出した光と影を楽しみたいと思います。

下地で完全に満足している私ですがそれもそのはず、寒い中手間をかけて

腕利きの左官さんに塗って頂いたものです。

手仕事に温もりを感じるのは、見えない所での手間暇が出来栄えとして現れるから

かななんて思ってしまいます。

次はいよいよ仕上げ塗りです。

このままでも十分かっこいい内壁がどうなるか非常に楽しみです。