【スタッフ高津のエンカノヘキ】徳島県の剣山(1,955m)~三嶺(1,894m)をツエルト泊縦走してきました!
こんにちは!アウトドアーズ・コンパスの高津です。
ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、
霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。
今から1,000年以上も前にあった言葉です。
雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。
さて、7月の梅雨明け直前、徳島県の剣山(つるぎさん・1,955m)~三嶺(みうね・1,894m)を、山友Hと縦走してきました。
今回は奥槍戸山の家のカレーを食べに行き、あえての2人ツエルト泊をやってみました。
垢離取(コリトリ)登山口からのルートが良かったというのをお客様からお聞きしたので、今回はコリトリからスタート。
前日名頃登山口で車中泊(※)し、ここへ車を1台デポ。
※現在名頃登山口は工事中で、手前の小学校(廃校)へ駐車場が移動しています。
ヘッドランプを点けて身支度し、車で約40分(道は悪くありません)かけてコリトリ登山口から出発~。
始めは剣山龍光寺や剣山本宮剣神社などを通過していきます。
まずは一ノ森(いちのもり・1,879 m)へ。
コリトリからのルートは雰囲気の良い道でした。
この日は蒸し暑くHの足も速くて汗だくになりましたが💦。
一ノ森ヒュッテもいつか泊ってみたい所。
次は剣山へ向かいます。
最高の縦走日和。
剣山ヒュッテに到着し、命の梅ジュースをプッハー💨
山で氷は貴重です。
剣山ヒュッテは地元愛媛県の石鎚山の石鎚頂上山荘とコラボ企画をしています。
皆さんどちらの山荘にもぜひ足を運んでみてください。
剣山は7月17日の大祭でした。
お神輿も出て舞の奉納が行われ、山に響く雅楽の笛や太鼓の音がなんとも雅でした。
次郎笈(じろうぎゅう・1,930 m)への縦走路。
一面のクマザサに覆われた山肌が美しい~。
サイコー😃
次郎笈のピークを踏んだら次は奥槍戸山の家のカレー!
貴重な白骨林を眺めながら剣山スーパー林道まで、激下りもなんのその。
奥槍戸山の家ではHの友人とご一緒させてもらいました。
メニューの女気カレー。
カレーに唐揚げ、焼肉、エビフライ、スクランブルエッグ、タコさんウインナーのトッピングです。
縦走中にこれが食べられるなんて幸せ💕
お持ち帰りできな粉揚げパンを買って明日の朝ごはんにしました。
食後はこうなりますよね。
林道を歩き、
登山道に復帰します。
丸石(1,683m)到着。
16時頃、丸石避難小屋付近でツエルト(1~2人用)をトレッキングポールを使って初めて張ってみました。
ツエルトの良いところは、総重量でも約600g、コンパクト、設営撤収簡単。
ダメなところは、虫の侵入が最悪。結露がひどい。
荷物は外に出さないと女2人で狭い、ということでダブルウォールのテントの快適さを改めて思いました。
今日の夕ご飯。
昼との差が激しいですが、少しでも生鮮食料を。
翌日、まだ暗い早朝、結露でビチャビチャのツエルトを撤収し、奥槍戸のきな粉揚げパンを食べて出発。
日の出が近くなると辺りがピンク色に染まります。
丸石辺りから御来光。
今日もいい天気になりそうです。
高の瀬を過ぎ平和丸を進むとまた白骨林。
白髪避難小屋を通過。
カヤハゲこと東熊山(1,720 m)を過ぎ、三嶺までもう少し。
ラストスパート!
三嶺山頂(1,894m)到着!
縦走を締めくくる最後の山はガス!
池で気を取り直し、
三嶺ヒュッテ(無人小屋)でひと休み。
あとは名頃までひたすら下り、臨時の旧小学校駐車場へ。
コリトリへ車を回収する途中(注意:工事中で通行時間規制がありました)
見ノ越の剣山観光センターに寄って、Hお勧めの美味しい😊ホットサンドとコーヒーで締めて終了。
四国徳島の縦走路はやはり素晴らしかったです。
それではまた。