ピアノは脳の発達に良い!!

2018.12.30 12:24

早いもので明日は大晦日。


今日は家や教室の片付けをしていました。


本棚を整理していて見つけた、アンサンブルという雑誌。

カワイ音研会の会員に送られてくる雑誌です。


目次の「脳の発達とピアノ学習」に目がとまり、読み返しました。

医学博士の瀧 靖之さんの記事です。



面白かったので少しまとめてみます。


○ピアノ演奏は脳の発達を促進する!

ピアノ演奏は、左右両方の手を使うため、脳の右と左をつなぐ脳梁など、様々な脳の領域のネットワークをどんどん促進させる働きがあるのだそう。


また、耳も良くなるため、英語などのヒアリングにも役立つようです。


○熱中体験をもつことがその後の人生に役立つ

92%の東大生が、子ども時代に"熱中体験"を持っていた
「東大脳の育て方」瀧 靖之著 


学業を伸ばすのに大切なのは、無理に勉強させるのではなく、何かに熱中させるということが重要なポイントなのだそう!!


熱中体験は、自分で強い興味を持ったものに対していろいろとアプローチするところから始まり、その過程で分からないことが出てくるから調べたり誰かに聞いてみたりする。そのような体験が、勉強の成績が伸びるにはどうしたら良いかを考えるキッカケになり、さらには仕事を効率よくこなせるようになるにはどうすればよいかを考えることに繋がっていく、というような内容でした。


熱中体験はピアノに限らず、スイミングやテニスなどのスポーツでも何でも良いですが、時間を忘れるくらい没頭する、という経験が大切なようです。



○脳を若く保つ⁈

好きなことを突き詰めることでもう一つ良いことは、脳を若く保つことができるということだと、と瀧氏は述べています。


60歳で楽器を弾いている人とそうでない人では、明らかに弾いている人の方が脳は良い状態に保たれているのだとか。

これは認知症予防にもつながります。



○ピアノは、子どもにとっても、大人にとってもメリットが多い習い事!

ピアノの脳への効果、すごいなと思いました。

ピアノ教室をしている私自身が言うとなんだか宣伝みたいですが笑、本心で、

ピアノ、習ったらいいことありますよ!!


高齢の方で、健康のためにスポーツをされている方もいるかと思いますが、ピアノは体力的な面でも、スポーツより長い期間続けることができます。また、音楽を奏でることで幸せを感じることもできるのも良いですよね。


クリスマス会で、楽しそうにピアノを弾いている生徒さんたちを見ながらも思いましたが、

ピアノでみんなが幸せになってほしいなぁ…

そう感じる2018年の年の瀬です。



今年もお陰様で無事1年を終えることができそうです。


来年の抱負は、最近ずっと思っていたこと。

「音楽で周りの人を幸せにする」

そんな音楽教室になるよう、さらに精進していきたいと思います(*^ ^*)


皆様、良いお年をお迎えくださいませ♪