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相模原の子どもと教育を考える会

相模原なるほど学校クイズ【86】

2024.08.05 14:25

相模原市の教員採用のための一次試験が7月7日に行われました。

一次試験に合格した方は、8月10日から16日の間に行われる二次試験を受験します。

受験される皆さんが力を発揮できるよう、応援しています。

今回は、他県の教員採用試験についての問題をくまさんが作ってくれました。


 Q.茨城県教育委員会が最近発表した、2026年度教員選考試験採用から廃止することを発表した試験項目はなんでしょう?

① 面接

② 模擬授業

③ 教職教養

④ 一般教養

⑤ 専門教科


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:③ 教職教養

茨城県の教員選考1次試験では、「教職教養」と「専門教科」の2つを受験する必要があります。「教職教養」は教育に関する総合的な知識を問うもので、廃止によって負担を軽減し、志願者確保の狙いがあるとしています。これは全国初の試みとのことです。

これに対し、反対の意見が多数寄せられています。

「教職教養が嫌で教員志望者が減少しているわけではない」

「教員になるにあたって知っていて当然の教育法規や教育心理は学んでおかないと、現場に入った時に困る」

「志願者が減っているのは、教員のブラックな労働環境のためであることは明らかです。まずは、この労働環境を改善することが必要ではないでしょうか」

などなど、寄せられている意見に私自身も同意です。

国や委員会には、小手先ではなく、教育予算の増額、行事や事務仕事の精選、教職員の増員など、もっと抜本的な働き方改革を進めてもらわなくては困ります。


この件を扱ったネットニュースのタイトルでは「まったく的外れ」と表現されていますが、的外れどころか、的の場所を把握できていなきゃそりゃ当てるのは難しいよなぁ、と私も感じました。

「的外れ」という言葉は、的の場所(課題の本質)をわかっている人が矢を放った場合に使えるのではないかと思います。

的の場所もわからずに、ポンポン ポンzってしまっている