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©︎ASHiNA’s

生まれ持った才能

2018.12.30 23:54

天才という言葉がある。


意味:天性の才能、生まれつき備わった優れた才能のことである。

(参考文献:wikipedia)




この”生まれつき”ってなんなんすかね?




どうやって、生まれつきかどうか分かるのだろうか?









(大晦日なんでASHiNA全開にして書くね笑)



話を、天才に戻します。




オンギャーオンギャー、と同時に

身体全身に火をまとい、風を起こし、天候を自在に操り、一言。

「余は、空腹じゃ。馳走を用意せい。」

(参考文献:HUNTER×HUNTER)


みたいな事があれば、

「生まれつきだー!生まれて、付いてきた才能があるー!すげー!!」

ってなるけど、そんな奴いない。




でも、みんな天才と言う言葉を使う。

この世にいないのに。


自分が出来ないことを軽くやってのける人に向けて、使う。


軽く、使う。



天才という言葉は、その人の過程を無視し、”今”だけを受けて贈る、無思考の降参だ。

(意味わかんないよね笑)



「いや〜あいみょんは、天才だな〜」

「米津玄師は、ハチの時から天才だと思ったたのよぉ〜」

「ウォルトディズニーは、絶対天才だった」


人は、

会ったこともない

話したことない

ましてや、存在したのかも定かじゃない人に向け、天才という言葉を使う。



その人の作品に触れた瞬間、皆、天才を使い、諦める。

「こりゃ僕には出来ません。」






ちなみに、僕は、あいみょんも米津玄師も天才だと思う。

(あとマキシマムザホルモン、マドンナ。さんも、川瀬さんも…挙げたらキリがない。)




自分には出来ない=天才という言葉を使う。

だと僕は、思う。





これから、僕が天才だと思わなかった人の話をするね。






今、このブログを読んでくれてる人に、ウォルトディズニーを知らない人は、いないはずだ。


あの鬼可愛い、愛らしいネズミちゃんをこの世に生み出した、ビシッと七三分けのチョビヒゲおじさんだ。

(ランドにある、ミッキーと手繋いでる銅像、あれめっちゃ良いよね。)



僕は、ウォルトと会ったこともねーし。

僕は、ウォルトと話したこともねー。

んで、今、作品作ってるのは、別の有名な監督だし、別の有名な脚本家だし、


何がすげーのか、いまいちよく分かんなかったから、天才だと思えなかった。


ウォルトの作品に、その時代に触れていたら、もしかしたら天才と思っていたかもしれない。



だから、ちょっと調べた。











ウォルトの何がすごい、か。











作品?

もちろん、すごかった。

当時、アメリカでは、ネズミは、害獣とされていた。(人に迷惑かける動物)


そのネズミをヒーローにして、より大きな害獣とされていた熊を倒して、街を救うんだ。

















なにそれ?天才じゃね?笑





ストーリー濃すぎ。すぐ天才だと思った笑

瞬殺。ぼろ負け。降参。


現代でいうと、毎日ツイッターで芸能人に批判的なリプライ送ってるアホが、悪い政治家倒して、日本よくしちゃう。みたいな。



絶対、流行るだろ!このドラマ!



けど、そんなことをぶっ飛ばすくらいウォルトの天才的な部分は、もう1つあった。












経営戦略だった。








ウォルトがミッキーを生み出した当時、台詞なし、音楽と映像だけの作品が軽バズりしていた。


お金もそこそこ入ってきてたらしい。



ウォルトは、ミッキーをもっと広めたかった。




あなたが、ウォルトなら何をする?


全国にミッキーの看板を立てる?

全国の映画観で上映する?

全国に向けて広告を打つ?



ウォルトは、違った。
















テレビ局を丸ごと買い取った。




すごくね?笑

天才じゃね?笑



当時、テレビはまだまだ新しい文化で、ラジオや看板と言った広告より効果が望まれていなかった。


けど、テレビの効果と可能性を信じたウォルトは、全財産使って、テレビ局を買い取って、ミッキーを宣伝した。


(これは、あくまで噂だが、サブリミナル効果で、そのテレビ局で放映される全番組にミッキーを出していたらしい。)



みな、ミッキーを欲した。


ウォルトを、ではない。

ミッキーを欲したんだ。


その後は、みんながご存知の通り、数々の名作品をウォルトディズニーは生み出してきた。






でも、ちょっと待って。





なんで、未だにすごい作品が残ってんの?


なんで今もディズニーってブランドが流行ってんの?

ウォルトってまだ生きてんの?

あの都市伝説の冷凍保存ってやつ、本当なの?






ウォルトは、もっとすごいことをしていた。
















キャラクタービジネスだ。


ウォルトの思想は

「夢と魔法の世界」


それをただのアメリカ人の若者が熱く語っても、「は?」って思うだろう。


「いや、お前は普通の人間じゃん。」


だから、ウォルトは、自分の思想、考え方、人生の全てをミッキーに宿した。




ミッキーに「夢と魔法の世界」を広めさせたんだ。



説得力がある。

夢を語るのに

魔法を語るのに


何故なら、映像の中に生きるミッキーなら、何でも出来るから。



ミッキーに触れることによって、現代に生きる人達も、その思想、その考え方、その人生に触れることが出来る。


しかも、その質が高い。

それに魅了された超有能なクリエイター達が、ディズニー映画を作りたがる。


そして、新たな素晴らしいウォルトの人生が宿った作品が現代に生まれる。










調べ切ったASHiNAは、こう思った。











「すいませんでしたっ!!!天才でした!」


ウォルトは、超天才。

もう土下座。ハイパー土下座。

勝てる訳ない。超負け。






でも、僕の中には、もう一段階、上の天才がいる。



天才=ライバル

と見る天才に、だ。


そんなすごい奴らに

「勝てそうじゃね?」

って思っちゃう人達。



それが、西野亮廣さんだったりする。


僕も天才に勝ちたいな。

勝たなきゃ、この世界生き残れないから。

勝ちに行く。



来年は良い年にします。

良いお年を。



PS.ウォルトに関しては、みなさんも調べてみてください。面白いっすよ!