<出演者紹介❹> Cor Glass Fools!
人形遣いと道化師が野麦学舎祭にやってくる!
岐阜県の果ての果ての廃校を劇場へ、わざわざ峠道をうねうねと走らせ野麦まで足を運んだ先で繰り広げられる非日常は、どんなに面白いだろう。『劇・野麦クロニクル』に出演のアラン・パットンさんが人形遣いの長井望美さんを高山に連れてきてくれたことがあった。たくさんの子どもたち、大人たちが自由に大きく動く人形を食い入るように見て、笑う。みんな初めてみるものだった。
現在、長井さんと道化師サクノキさんの二人で日本各地を夏休みツアーで巡っている。最初は8月上旬に高山でとお声をかけてもらったけども、やっぱり8月は野麦学舎祭だとお願いして野麦に来てもらえることになった。奇遇にも翌日(8/12)は三重県の廃校「ういこっちゃね。」でパフォーマンスするそう。「ういこっちゃね。」の方も野麦に来てくれるとか、来ないとか?
道化師サクノキさんは初めましてだけど、上の助空五郎氏(国立演芸場 花形演芸大賞受賞)いわく、「彼は、すごい」とのこと。どんな非日常がやってくるのか、非常に楽しみ。
Cor はラテン語で”心臓”、
Glassは英語で”ガラス”、
Foolsは”おばかさんたち”…!
人形遣い長井望美と道化師サクノキのパフォーマンスユニット。東京を拠点に国内外で活動。道化師とモンスターが繰り広げるファンタスティックでシュールで愛おしいドタバタ世界はこどもから大人まで悪戯心を持ったすべての世代の観客に親しまれている。
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長井望美(ながいのぞみ)
人形遣い、人形美術家、人形劇作演出家。
人形劇団ネンネンネムネム!ねむり鳥主宰。
こども部屋の人形遊びから出発し、金沢美術工芸大学で工芸を学び、人形をつくりつかい始める。舞台美術家堀尾幸男氏助手、人形遣い黒谷都氏師事を経て2017年独立。音楽家や他分野アーティストとの共同創作、海外フェスティバルでの上演活動を展開。「人間の生命を映す友人、人形」と旅を続ける。2019年ロシアUnima Youth In Progress。2022年長井望美×目黒陽介企画「つくり、つかう」展など。
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サクノキ(さくのき)
道化師。1987年生まれ。NPO法人 沢入国際サーカス学校卒業。東京都公認「ヘブンアーティスト」。
カンボジアのサーカスフェスティバル出演の際観劇したクラウンに惹かれ、自らもクラウンになる事を決意。2014年フランスのフェスティバルに公式招待、ナンテール「parade(s)」クラマ「les petits pois 」出演。大道芸フェスティバルや商業施設、舞台公演等、国内外問わず活動中。日常と人を愛するクラウン。