2018年 振り返り
🍺ビール関係
〇ビアフェスの開催
〇新規商品開発「金柑ペールエール、オイスタースタウト、蕎麦エール」
〇製麦技術の習得
〇醸造免許申請、工事の着工
💠観光
〇祭の継続
〇メディア取材対応
〇来島者アテンド
〇情報発信
☺福祉
〇飛島、六島のホームヘルパー
🐹地域活動
〇草刈り
〇地域清掃
〇祭行事、大鳥神社の祭、尊さんの祭り、花祭り
〇料理教室参加
〇年末の神社の行事、しめ縄作り、門松の調達
🍺ビールについて
今年のビールづくりは、今後の人生において記憶に刻みつけるべきものとなりました。出会い、被災、学び。様々な出来事がビールの背景に存在しました。
1月 笠岡市今井地区にて蕎麦でビールプロジェクトがはじまり、師匠とレシピを作成。
2月 蕎麦ビールの仕込み
3月 笠岡のビジネス講座にて勇和水産の牡蠣ビール計画が持ち上がる。
4月 今井蕎麦ビールを東京に持って行き販売。東京新酒発表会にて好評を得る。
5月 発泡酒免許申請の準備と麦の収穫。
6月 麦の脱穀終了。六島海底水道断水。
笠岡市高島の金柑エール計画始まる。
7月 西日本豪雨災害。岡山唯一の製麦施設「マインドこころ」被災。六島の麦も運命を共にする。北木島オイスタースタウト計画始動。
8月 高梁市宇治雑穀研究会の皆さまから麦「はるな二条」を分けて頂き、広島県西条の酒類総合研究所にて、製麦技術を学ばせて頂き宇治の麦を製麦。約二週間の作業を勉強する。同時に六島のビールイベント告知開始。
9月 高島金柑エール、北木島オイスタースタウト、六島セゾン、三種の仕込みを行う。
醸造免許申請の受理。六島の醸造所予定地解体工事始まる。
10月 六島の祭りにてビールをお披露目。
六島オクトーバーフェスト開催成功。
11月 醸造所予定地スケジュール策定。
12月 醸造装置を富山のクアソリューションに訪問して買い付け。
今年も二回目の地元のビアフェス「六島オクトーバーフェスト」を開催でき、多くの方に六島ビールを楽しんでもらえました。「野外イベント」というものは不安定な要素をはらんでおります。
しかし応援して下さる方への感謝を表現する方法の一つとして年に一度はやはり行いたいところ。不安定な要素を少しずつ払拭していき、イベントが開催できるよう努力します。
そして来年はいよいよ醸造所のオープン。準備をしっかり整え、スタートに備えます。
💠観光について
一度来て下さった方のご縁を引き続き大切にしたい。そんな思いで活動しております。観光人口よりも関係人口。六島を第二の故郷にして欲しい。
景色よりも人との関わりを持ってもらえるような場作りや、きっかけ作りに注力しました。時には来島者と草刈りもしました。共に汗をかき、飯を食う、そして飲む。時間と体験の共有こそ交流の鍵だと、僕なりの気づきがあった1年でした。今年ご縁を頂けた方と末永くお付き合いできるよう大切にしたいです。
☺福祉、地域活動
地域行事に参加することで人生の先輩方から学べる生活の知恵や学びの数々。電子端末が普及し、あらゆるものは、手間をかけずお金で手に入る世の中ではありますが、改めて人と人が顔を合わせ、手作業で風習を守る大切さを体感しています。
また福祉に関して、ホームヘルパーという立場で飛島と六島を回っていますが、地域の繋がりがしっかりある島だからこそ存在する地域の助け合いが大きな役割を果たしている反面、医療サービスを受ける機会が少ないという現実も見えています。今後定住を促進するのであればコミュニティナース等の医療従事者が必要と感じます。
魅力ある笠岡諸島。改善できるところは改善できればもっと注目が集まり、人口増加に繋がるはずです。協力隊を終える4月以降もしっかり地域で根ざしながら島の力になれるよう尽力したいです。