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佐藤信の五行日記

(自分の)尻を(自分で)叩く

2024.08.07 05:44

昨日の若葉町ウォーフ、7月からはじめた「WAKABACHO WHARF Tuesday Night Live」清水宏のスタンダップコメディ新世紀第3夜。

長いつきあいだが、いまさらのように宏のスタンダップコメディアンとしての実力と人間としての見識を思い知らされるような圧倒的なパフォーマンス(80分!)だった。

宏の出し物とそれに応える客席の(数ではなく質の)充実を前に、正直、おまけの出し物「バトルトーク」のステージに向かう足がいささか重かった。

それぞれの現場の地道な実践の積み重ね以外に、時代の行き詰まりを克服する手だてはないという思いにつき動かされてのウォーフのこころみ、宏や「波止場の学校」への加担を表明してくれた林海象監督のような同伴者を得た幸運をどのように生かしいけるのか。

と、自分に言い聞かせながら、八月は鴎座で11月に上演する『演劇島』のテキストづくりに専念。