【ゼロプラス】平成最後の無銭飲食バンド
※写真はバイオリニストだという外人さんからのチップ。ドル紙幣は日本銀行圏内では使わないけど、その気持ちがプライスレス。
ゼロプラス、昨日はひがしの地元のバーで非公式ライブ(流し形式)をやってきました。
ひがしが年末に知り合った会社の社長さんに、何だかやたらと可愛がって頂き、その日いたお客さんに自ら断りを入れていただきながら、まるでゲリラ戦のような壮絶かつ素敵な夜を過ごしました。
僕らはあまりお金を持っていないので、僕らの持っている武器(エンターテイメント)で戦うしかなくて、つまり喜んで貰えなければ飲み代も払えない、チャージも払えないというような数日を、特にひがしは過ごしておりました。
だけど、そこではメンバー二人、ひがしは憧れていたフォークの音楽感でみんなでドンチャンする、よしひさはハコバン時代のお客さんとのコミュニケーションありきの演奏と、それぞれの原風景を思い出すような気持ちになったりと、ライブハウスでの演奏では絶対に体感できないような時間を過ごしました。
よい悪いではないけれど、ライブハウスは少なからず音楽を聴きに来る前提のお客さんがいて、より良い音楽を成立させる為の設備があって、演奏ステージという不可侵領域があります。
バーにはそれがなにもない。なのでゲリラ戦という言い方をしたのと、でもそれを乗り越えると、不思議な連帯感や達成感が生まれて、価値観を伝えたり共有するというエンターテイメントの第一歩はひょっとしたらこういうところから始まるものなのかなと思ったりしました。
31日…本日は神奈川県座間市のTSUDOIさんで歌います。
大晦日までゼロプラスをやれることが本当に嬉しいです。
そして僕たちがそこで演奏することを知れない普通のお客さんもいるので、すごく緊張します(笑)
店主が許可を出したら、ライブ配信とかもやれたらいいなと思います。
最後の最後まで頑張ります。お客さんに奢って貰う気まんまんです。