なぜここまでプラスチックごみ問題がニュースになるのか?
はじめまして。
WWFジャパンでインターンをしています、脇です。
ここ最近、プラスチックゴミに関する問題が取り上げられることが多くなってきました。今年の7月にスタバがストローを2020年までに全廃すると発表したのはまだ記憶に新しいのではないでしょうか。
では、なぜここまで急激にプラスチックゴミに関するニュースが増えて来たのでしょうか?
私はSDGsという言葉が生まれたことが一つの要因にあると思います。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で決められた、国際社会共通の目標です。
http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sustainable-development-goals.html
その中でプラスチックゴミに言及しているものが、「14 海の豊かさを守ろう」です。
国連開発計画 駐日代表事務所のHP本文から引用すると「陸上からの排出が主原因である海洋汚染は危険な水準に達し、海洋1平方キロメートル当たり平均で1万3000個のプラスチックごみが見つかっています。」
世界中でプラスチックゴミ問題は軽視出来ない問題となっています。
http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sustainable-development-goals/goal-14-life-below-water.html
世界的に取り組みが行われている中で企業が徐々に自身の目標を立て始めたことがニュースに良く取り上げられるようになった要因かと考えられます!
話は少し変わりますが、SDGsの17の目標の13番目に「気候変動に具体的な対策を」とあります。私は普段、WWFジャパンの気候変動グループでインターン生として、企業の温暖化対策ランキングの作成のお手伝いをしています。各企業がどのくらい地球温暖化対策を行っているのかをランキング形式で見ることができます。普段の生活では各企業がどのような温暖化対策を行なっているか、などは知ることは無いと思いますが、想像以上に様々なことを企業は行なっているということを知ることができると思いますよ!
https://www.wwf.or.jp/activities/activity/214.html
COP24がポーランドで行われ、2020年から始まるパリ協定のルールブックが策定され、本格的に世界が環境保護に動き出した今、皆さんも是非環境について考えて行きましょう!
文責 脇 成実