名もなき家事

「名もなき家事」と言う言葉を聞きました。

掃除、洗濯、食事の支度の様に明確な家事では無くて、いちいち名前をつけることができないけど、日常生活をする上で欠かすことができない家事のことだそうです。

洗濯物をたたむ、アイロンをかける、ゴミ出しをした後、ゴミ袋をゴミ箱にセットする、トイレットペーパーの補充、冷蔵庫の氷用の水のセットなどなど様々で際限がありません。スマホで検索したらその数３０。でもまだまだある様です。

誰かが「名もなき家事」を受け持っているから、家族が安泰に暮らしているのでしょう。

我が家でも、夕食の食器洗いは息子夫婦がしますが、彼らが自室に引き上げた後、3〜40分は台所をウロウロしている自分が以前から不思議でした。

糠漬けの手入れ、ゴミ袋のセット、製氷器に水を補給する、時には布巾の漂白etc etc。

「名もなき家事」が誰にも気づかれず、感謝もされないでいたら、積もり積もって不満や心身の不調につながるのでしょう。家事を担う人の多くが直面していることだと思いました。名もなき家事をきちんと評価することが大事。

あなたの家の誰かさんが、黙々とこなしている名もなき家事に思いを馳せてください。

名もなき家事が放棄されると、たちまち生活は崩壊してゴミ屋敷になってしまいます。