【記録】2018年、芝居と秘書のしごとを両立させる①
こんにちは、日野あかりです。
年の瀬。特にこれといって感慨もないですが絶賛ナイスストーカー稽古中で、楽しい年末でした。
さてはて。
今年一年を振り返る、みたいな丁寧なことができるか疑問ですが、自分のためにも、そして会社で働きながら芝居をしたい気持ちのある方の参考になればと思い
今年出た3本の舞台と仕事、どうやってやりくりしたかを記録しておきたいと思います。
ある程度書いて大変長くなってしまったので、記事を分けます。
そんなに面白くはないです。
もし読んだ方で何か聞きたいことがある人は、twitterのDMからご連絡くだされば極力答えたいと思っていますー。
◆ちなみに現在の状況
2016年8月から通販の会社(社員600人くらい)にて正社員
業務内容は社長の秘書業務。
秘書って何やってんの?って質問は、また別の機会に。
(大まかな仕事内容参考→https://ameblo.jp/mitsuka-noumachi/entry-11355886221.html )
1人秘書の期間もありましたが、補佐してくれる同僚が今はいます。
基本的な就業時間は9:30-18:30、だいたい19:30-20時前後にいつも帰っています。
◆そもそも、なんで両立しようとしてるの?
よく聞かれる質問です。
理由はいくつかありますが、
①生活を安定させたい(お金の心配してると精神が不安定になるから、芝居どころじゃなくなる。)
②長く芝居と付き合うために、手に職的な基盤を作りたい
③もともと性格的にマルチタスク向き(部活と勉強とか両方やってたほうが上手くいくタイプです。集中力があまりないが効率がいいのかな)
という3点が大きいです。
たまに、趣味で芝居やってるの?と言われることがあるんですが、その認識はなく、芝居はライフワーク、仕事はそれを支えるためのものだけど、働いていることでより芝居にプラスのものを戻せれば効率良いじゃん、という考えです。
人生一回しかないのに、ひとつのことしかやっちゃいけないなんてつまらんち!
◆芝居に出るためにやったこと(前提)
•2018年1月頃、芝居をやりたいから仕事を辞めたいと上司に言う。
•すったもんだあった結果、辞められたら困ると思われて、頻繁に休むことを許可される。
※運良く会社の規定に縛られず、かつ重用されるポジションだったのがよかった
※なるべく若めの、柔軟さによって優秀な人材の確保をしようとしてる会社を選ぶのがそもそも良いと思う
→女性の復職率高かったり、時短・リモートワーク推進しているなど。
◆2018年4月末 ソラリネ『蝉』出演時
•稽古頻度:1ヶ月内に15コマ(4時間位/コマ)
•本番:10日間8ステ(トリプルキャスト)
ちょうど新卒の配属と重なり、仕事の引き継ぎは前任者にサポートしてもらいながら
教育プランも並行して進めなければならず、
会社→稽古→会社、みたいな超ハードワークになってしまいました。
敗因としては、タイミングの悪さと、全てを引き継げる人材の不足、自分の限界を社長に伝えられなかったこと。など
仕事がやりきれないのを諦められず、夜中や休日にメールを返しまくっていました。
作品は評判も良く、自分としても挑戦となる長台詞、しかも結末にむかっていく独白、ですごく学びが多かったのですが
稽古と仕事の両立で完全に体調を崩し、病院通いになりました。
仕事がやりきれない罪悪感から、社長に話しかけられると過呼吸になったり、貧血で倒れたりして、これはいけないなぁと思ったのです。
★学んだこと
•自分がやりきれないことは、ちゃんと諦める
•仕事を引き継げるひとを育てる。自分しかわからないことを減らす
あと2作品分の話は、次の記事で投稿したいと思います。
ああ、一応2018年内に投稿間に合った!!!
ひとまず、では。
ひの