新規失業保険申請者数についてMBA取得のFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
新規失業保険申請者数について解説していきます。
今回の内容は以下の通りです。
- 失業保険申請件数とは
- 失業保険申請件数には2本立て
- 今週の結果について
これらについて説明していきます。
失業保険申請件数とは
失業保険申請件数は職を失った人が受け取る失業保険の申請件数を表した指標です。
発表期間については労働省の発表で毎週木曜日に発表されています。
この指標は雇用の先行指標と位置付けられており、市場の注目度も高いと言われています。
毎週発表がありますが、なぜ週単位かと言いますとアメリカは日本と違い月給でなく週給であることからこうした保険の申請や給付、給付額を決定する際に用いられる失業前の収入も全て週単位が基本です。
失業保険の構造については大きく2つあり、次は失業保険申請件数の2本立てについて解説します。
失業保険申請件数は2本立て
失業保険申請件数は新規申請件数と継続需給件数の2つあり、その中でも「新規申請件数」は対象機関に初めて失業保険を申請した人の数で、市場はこれを重要視しています。
理由は新規申請件数が多いということは、失業した人が多くいたということです。
そのため今後雇用が悪化する可能性が高いと判断することができるからです。
次に継続需給件数は2週以上にわたって失業保険を受け取っている人の数です。
失業保険申請件数の見方
週ごとの集計と発表なので数字にばらつきが出てしまうということになりますので、4週間の平均を取ってみるといいかもしれませんね。
祝日が含まれていると、申請件数は当然少なくなりますし、雨などの悪天候が続くとなれば、申請に行くこと事態が億劫となるので数が少なくなるという考えもあったようですが、今はほとんどがオンラインで行われるため関連性は薄くはなったものの、担当官との面接を受ける必要があるため一度は事務所に行かないといけないということになります。
今回はここまでですが、わからないこと等がありましたらまたご連絡お願いいたします。
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