廃墟の休日

私にとって『廃墟』とは、心霊系の興味とは異なり、何か誘惑されるものがあります。実際に初めて「廃墟」に行ったのは、10代の頃、深夜に秩父の山奥にある廃病院を友人たちと遊び半分で訪れたことを憶えていて、今では楽しい思い出となっています。それ以来は、廃墟探索には行っていません。それから、時が過ぎ…10年くらい前から、書店で廃墟の写真集を買ったり、所謂…「廃墟本」や「廃墟DVD」との出会いがあったら購入したりしていました。何がそんなに魅惑的なのか？僕自身未解決なのですが…地図好きな人が地図を眺めてその風景を想像する。時の止まった廃墟の写真を眺めて、かつての文明・文化や過去の人たちの息や生活感・空気感を妄想するのが楽しいのかもしれません。（笑）そんな中…たまたまコンビニに行ったら「知られざる廃墟」という廃墟本に出会ってしまい、思わず購入してしまいました。この日の夜はずっと、飽きることなく廃墟になるまでの経緯やらに興味を抱きつつ、違うアプローチで「廃墟観」を堪能しつつもいろんな観点で熟考してしまいました。

この本は、主にバブル物件の廃墟が多く掲載されていました。少しだけ…経済の勉強にもなります。「廃墟」が何故に…そんなに魅惑的なのか？私自身の見えない拘りや人生の軌跡を辿る「旅」の要素となって、色褪せたものへ…更に色づけされていく担い手となるのでしょう…そんな中…「廃墟」にあまり興味がない方でも、新しい世界を広げてくれる番組が全12話で放映されていました。俳優・田辺誠一さんをはじめ…安田顕さん・生瀬勝久さんが廃墟の地を訪れて、新しい切り口で紹介していく内容になります。「廃墟」を知るということよりも…「廃墟」を感じるという構成になっています。それが…廃墟の休日（←サイトにリンクしています。）2015年7月クールから毎週金曜深夜0時52分放送をしていた廃墟探訪ドキュメンタリーです。深夜枠でありながら、クオリティーの高い映像は永久保存版とも言えるでしょう。廃墟を訪れる俳優らの素顔が見られ、ロードムービー的な要素が「廃墟好き」でなくても楽しめる良質な番組です。マッタリ系な感じで観賞でき…音楽もまた、雰囲気を際立たせています。2016年１月に放映が終了してしまったので、第二期が放映されるのを楽しみにしています。

秀逸なのが、今では有名な「軍艦島（端島）」の紹介はもちろんのこと…

マニアックな廃墟好きには堪らない「中ノ島」の紹介もあったりします。中ノ島は、軍艦島に住んでいた方々の火葬場やお墓がある隣りの島なのです。軍艦島とともに廃墟島となった地になります！★廃墟Explorer（←リンクしています。）「廃墟」に興味を持ち始めた頃から、私がよく訪ねていたサイトになります。「廃墟好き」の方には、内容の濃い満足できる廃墟系HPになります。★ここまで読んでいただきありがとうございます！数あるブログの中から…「NAHKI Blog」に遊びに来ていただき感謝！貴方の日常の貴重な時間をいただき感激！↓ブログランキングに参加しています。
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