【ブラタモリ】青木ヶ原樹海
先日、『ブラタモリ』で青木ヶ原樹海の番組放送がありました!青木ヶ原樹海といえば、今年の夏(2016.8.14)もバイクツーリングで、人生初にして訪れた地になります。あまりTVを観ないのですが…『ブラタモリ』だけは、毎週欠かさず見ている番組です。車で本州一周しているので…大抵の地方都市の空気感を感じることができるので、タモさんとNHKの総力で制作されているブラタモリ』は大変勉強になるし、再びその地に訪れた気になるのです!!★2016.10.15(土)放映『富士の樹海』
★2016.10.22(土)放映『樹海の神秘』
そんな中…『青木ヶ原樹海』の放映が2週に亘って放映され、なんと観ていたら、私が歩いた場所がまさにロケ場所でした。聖地巡礼みたいで、思わず感激してしまい…新たな写真とともに再度『青木ヶ原樹海』の魅力について再紹介します。
富士原始林が広大に広がる中…何故『青木ヶ原樹海』が『ブラタモリ』で紹介されたのでしょう。青木ヶ原樹海は、富士原始林の中でも地質学的に特別な場所だったのです。
青木ケ原樹海は、富士山の南西一帯にあります。詳細に言うと、大室山とその西の本栖湖の間となります。
青木ケ原樹海は、864年に、富士山の北西側山麓で起きた貞観の大噴火による溶岩地帯に生まれた森林です。樹海としての歴史は、約1200年程度と比較的新しい方です。噴火としては最大級で、富士山の火口からではなく、青木ヶ原樹海にある噴火列からの噴火で約2年間噴火し続けていました。現代のハワイのキラウェアの側火山噴火と同様の噴火となります。
青木ヶ原樹海の地質は溶岩が固まったものになり、その上に千年の時を経て樹海が形成されていきます。
まさに、『ブラタモリ』ロケ班が通った、青木ヶ原樹海のハイキングコース!下の岩は、溶岩が固まったものになります。噴火後の溶岩は、外気で冷やされて、表面が湯葉(あるいはホットミルクの表膜)のようにシワになります。
溶岩は磁気を含むので、方位磁石を近づけると「北」の位置を示さず、ぐるぐる回ってしまうのです。そのため、樹海では方位磁石が使えず方向が分からなくなると言われていました。岩石に含まれる、磁鉄鉱の影響です。これは他の森にも生じる現象で、岩石の周辺以外では正しく働くため、噂は俗説にすぎないと言えます。
私が行ったハイキングコースを更に奥へ進むと噴火口跡があります。総延長5.7キロの割れ目火口のひとつです。
富士風穴富士風穴は、富士山の噴火後、外気により冷やされた溶岩帯の内部に閉じ込められた高温のガス体が、弱い部分から溶岩もろとも噴出したあとの空洞です。山梨県側の富士山麓には、ほかにも多くの風穴があります。内部は外気より10度以上気温が低いこともあり、氷は年中溶けません。内部には、厚さ12メートルの氷の床が存在します。入口部は17メートル四方で、深さは64メートルです。幅5~10m、天井は平均5mと大型の洞穴が、200メートルに渡り続いています。※富士風穴は、通常立入禁止です。入洞には富士河口湖町教育委員会の許可が必要となります。予約しないと入洞することができない「富士風穴」は明治から昭和初期に亘って蚕の貯蔵庫として使用され、日本の産業を支える役割を担っていました。
風穴から見た樹海の光。実際に行ってみても緑の美しい場所でありました。富士風穴は蚕の卵の貯蔵施設だったので、絹織物はかつての日本の主要な輸出品でした。養蚕業は、日本の近代化を支え天然の巨大な冷蔵施設である、富士風穴を利用することで、季節に左右されず、絹織物を生産することができるようになりました。富士風穴は、同種の施設で日本最大になります。
とにかく苔むす岩や倒木にマイナスイオンを感じます。青木ヶ原樹海は「富士の樹海」とも呼ばれ、一度足を踏み込んだら二度と戻ってこられない・帰ってこられないと言われておりますが、今は国立公園の特別保護地域として指定されていますので安心して楽しめます!行ってみると分かる…樹海の「暗いイメージ」が払拭されます!!
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