ZIPANG-9 TOKIO 2020 知る人ぞ知る・静かなる京都の名刹「総本山 智積院」/夏季限定の「利休好みの庭」 と伝わる名勝庭園と精進料理を堪能する特別食事プランのご案内
静かなる京都の名刹「総本山 智積院」/夏季限定の「利休好みの庭」と伝わる名勝庭園と
精進料理を堪能する特別食事プランの販売開始:2024年8月1日(木)~9月30日(月)
静けさと美しさに包まれる京都の名刹で、
利休好みの庭と精進料理を楽しむ特別プランが登場!
智積院茶寮 桔梗では、夏の京都を楽しむための大人向けの拝観付きお食プランの販売を開始したことをお知らせいたします。夏の京都は、静けさと美しさが共存する特別な季節です。ゆったりとした静寂の中で、心を落ち着け、自然の美しさと共に過ごすひとときは、日常の疲れを癒し、新たな活力をもたらします。
ゆったりとした静寂の中、心を落ち着け、自然の美しさと共に過ごすひとときは、日常の疲れを癒し、新たな活力を与えてくれるでしょう。
智積院について
総本山智積院は、真言宗智山派三千ヵ寺の総菩提所・総祈願所で、京都東山(JR京都駅よりバスで約10分)に位置します。その智積院には、数々の伽藍と多くの貴重な文化遺産があります。
特に長谷川等伯(1539-1610)とその弟子達によって描かれた「楓図」「松に立葵図」や等伯の長男・久蔵の作とされる「桜図」は、桃山時代を代表する障壁画であるとともに、日本が世界に誇り得る第一級の絵画です。
また、大書院東側の名勝庭園は、桃山時代に造られた庭園で、中国の廬山を形どって作られた利休好みの庭として有名です。
お食事は「智積院茶寮 桔梗」にて「精進料理」を堪能
精進料理
料理人が丹精込めて仕上げる一品一品は、味覚だけでなく視覚でも楽しめる繊細な美しさが特徴です。心身ともに浄化されるような食事体験が、ここ智積院で実現します。
根来汁
根來寺を開創した覚鑁(かくばん)上人が、お供えされていた野菜を使って振る舞ったとされている「かくばん汁」。
具材は根菜(大根・ごぼう・人参・蓮根・)のお野菜を使用しています。
智積院も新義真言宗、興教大師覚鑁さんの法灯を伝えています。精進膳にある根来汁は、智積院へ脈々と続く伝統ある精進料理です。
仏さまにお供えしたものを具材にした汁物であずきが入っているのが特徴です。
四季折々の美しさを誇る庭園を鑑賞したあとは、伝統的な精進料理とともに贅沢なひとときをお過ごしいただけます。
プラン概要
期間:2024年8月1日(木)~9月30日(月)
料金:5,000円(税込)
予約:2名様以上、3日前まで
プランに含まれるもの
・智積院茶寮 桔梗でのお食事(精進料理)
・拝観(名勝庭園・宝物館・宸殿)
・お土産
ご予約はお電話で
TEL:075-551-8108
収蔵宝物館
2023年4月にリニューアルした収蔵宝物館では、長谷川等伯一門による国宝障壁画の公開を行うほか、智積院が有する約8万点の収蔵品(宝物や高僧の著作など貴重な古文書)の一部を季節に合わせ順次、公開しています。
※展示品は変更となる場合があります。
智積院茶寮 桔梗
住所:〒605-0951 京都府京都市東山区東大路通七条下る東瓦町964番地 智積院会館 内
電話:075-551-8108
営業時間:11:00~20:00 (料理L.O. 19:30 ドリンクL.O. 19:30)
席数:44席
アクセス:京阪七条駅より徒歩10分/市バス 東山七条下車 徒歩3分
京都の観光地は賑わいを見せていますが、静かで心休まる場所をお探しの方にぴったりのスポットが智積院です。知る人ぞ知るこの名刹はゆったりとした時間を過ごすことができます。
智積院の周辺観光情報
京都国立博物館 外観
京都国立博物館まで徒歩約5分
明治30年5月に開館した、独立行政法人国立文化財機構が運営する博物館。平安時代から江戸時代までの京都の文化財から、東アジアの美術品まで様々なものを収蔵しています。平成25年に竣工の「平成知新館」では常設展を、開館当初の本館である重要文化財「明治古都館」では特別展が行われています。レトロな洋館と近代的な建物が隣り合う、外観も魅力的な場所です。
蓮華王院 三十三間堂
蓮華王院 三十三間堂まで徒歩約5分
南北にのびる本堂内陣の柱間が三十三もあるという特徴から呼ばれています。ご本尊「千手観音座像」の周りには、「風神雷神像」「二十八部衆像」が並び、堂内全体は千体もの「千手観音立像」が並びます。観音像には、必ず会いたい人に似た像があるとも言い伝えられており、本堂を含めこれらすべてが国宝に指定されています。
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
国宝 三十三間堂
文化庁が補助している大規模修理事業である三十三間堂千体千手観音像(重要文化 財)の保存修理が完了し,平成29年12月22日(金)午前9:00,妙法院の三十三間堂(京都市東山区三十三間堂廻り町 657)に最終的な搬入・復位を行うことになり ましたのでご案内いたします。
1.概要
「三十三間堂」の名で知られる京都・蓮華王院三十三間堂に安置される1001体の 千手観音像は,平安時代の創建当初像124軀,鎌倉時代再興時の像876軀により構 成され(残りの1軀は室町時代の補作),京都に栄えた王朝文化の華やかさと壮大なスケ ールを今に伝えています。(1件の彫刻の重要文化財としては最大数です。)
この大群像は,昭和48年度より,文化庁の「国宝重要文化財保存整備費補助金」に より,所有者である妙法院が継続して保存修理を実施してきました。毎年おおむね15 ~30軀ずつ,特に平成25年以降は平均40軀と数を増やして集中的に修理を実施し, 本年12月に1001号まで到達し,45年の長きにわたったこの修理がようやく完了 いたします。なお,1件の彫刻の修理期間としては過去最長です。
修理の内容は,像の上に積もった塵埃のクリーニングと,表面に押された金箔が下地 から浮き上がってきているのを接着剤などにより止める作業が主なものです。10段のひな壇の上に並べられている千手観音像の表面には,絶え間なく訪れる参拝者の衣服の繊維など埃が次第に付着し,10年も経つと無視できない量となります。そ の下層では少しずつ表面のコーティングの損傷が進行していきます。修理はこのような状況に対応するために行われてきました。
千体千手観音像の修理は過去にも,昭和11年度から同31年度にかけて実施されています。この修理は終戦の年である昭和20年や戦後の混乱期にも途絶えることなく行 われていました。このように本修理事業は,我が国の文化財保護の歴史の中でも特筆すべき意義をもつものといえます。
施工現場
公益財団法人美術院 国宝修理所とは
古文化財(彫刻および大型工芸品)の保存修理を行なう団体です。
岡倉天心が明治31年(1898)に創設した「日本美術院」の国宝修理部門が組織の起源で、創設時から現在に至るまで一貫して国庫補助による文化財修理を依嘱されてきました。
国宝・重要文化財に指定されている木彫(仏像・神像など)の修理は、そのほとんどを手がけており、地方自治体指定や未指定の文化財修理にも積極的に携わっています。
百年を越える文化財修理の伝統を有しますが、代々技術者に承け継がれてきた修理技法のうち、特に「木造彫刻修理」技術は、文化財保護法が定める「選定保存技術」に第1号として選定されています。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG TOKIO 2020「三十三間堂千体千手観音像(重要文化財)の保存修理が完了【 文化庁 】」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3419308
世界遺産 高野山真言宗 総本山金剛峯寺
高野山 金剛峯寺 奥之院
密教と真言宗について
真言宗は、弘法大師空海が平安時代初期に大成した真言密教の教えを教義とする教団です。真言密教の「真言」とは、仏の真実の「ことば」を意味していますが、この「ことば」は、人間の言語活動では表現できない、この世界やさまざまな事象の深い意味、すなわち隠された秘密の意味を明らかにしています。
弘法大師は、この隠された深い意味こそ真実の意味であり、それを知ることのできる教えこそが「密教」であると述べています。それに対して、世界や現象の表面にあらわれている意味を真実と理解している教えを「顕教(けんぎょう)」と呼んでいます。
「顕教」とは、声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)の教え(二乗)と法相宗、三論宗さらに天台宗、華厳宗などの大乗仏教を指しています。
密教と顕教の違いは、いくつか指摘できますが、もっとも根本的な違いは、この隠された秘密の意味を知る修行のあり方(修法・しゅほう)にあります。
真言密教の修法を三密加持(さんみつかじ)とか三密瑜伽(さんみつゆが)などと言いますが、精神を一点に集中する瞑想(三摩地・さんまじ)のことです。
特徴としては、仏(本尊)の身(み)と口(くち)と意(こころ)の秘密のはたらき(三密)と行者の身と口と意のはたらきとが互いに感応(三密加持)し、仏(本尊)と行者の区別が消えて一体となる境地に安住する瞑想を言います。
弘法大師は、このあり方を仏が我に入り我が仏に入る、という意味で「入我我入(にゅうががにゅう)」と呼んでいます。弘法大師は、顕教にはこの入我我入とも言うべき瞑想が欠けていると述べています。もっとも、平安時代後期から鎌倉時代にかけて登場する新仏教については、真言密教の教学や修法の影響を受けていると考えられますので、一概に顕教には瞑想が欠けているとは言えません。
もう一つ顕教との違いをあげると、仏や菩薩についての理解があります。顕教の仏や菩薩などは、さとりを開いたり、さとりを求める「人」ですが、密教の仏や菩薩たちは、宇宙(法界)の真理そのもの(法)です。その「法」が身体的イメージとしてとらえられているのが仏や菩薩なのです。密教の仏や菩薩たちを法身仏(ほっしんぶつ)と呼ぶのはそのためです。
弘法大師は、この法身仏つまり法界の真理そのものが、わたしたちに直接真理の智慧(ちえ)を説いているあり方を「法身説法(ほっしんせっぽう)」と述べています。この智慧の説法を聞く時空が三密加持(入我我入)の境地ということになります。その意味で、真言宗とは、仏と法界が衆生(しゅじょう)に加えている不可思議な力(加持力・かじりき)を前提とする修法を基本とし、それによって仏(本尊)の智慧をさとり、自分に功徳を積み、衆生を救済し幸せにすること(利他行・りたぎょう)を考える実践的な宗派と言えます。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-2 TOKIO 2020「弘法大師 空海の世界遺産高野山真言宗 総本山金剛峯寺」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4419291
天照大神の隠れ家伝説 天の岩戸
天照大神 隠れ家伝説の地
伊勢志摩国立公園内の逢坂山の中腹にある洞窟から湧出しており、志摩用水の源水となっています。涸れたことのない清い水は、天照大神が隠れ住まわれたと伝えられる伝説の場所。天の岩戸の伝説とともに、古くから地域内外の人々の信仰を集めています。
名水百選とは
全国の清澄な水を再発見し、尊さを知る。私たちの水環境を守りたい。
環境省(当時環境庁)では、全国に多くの形態で存在する清澄な水について、その再発見に努め、広く国民にそれらを紹介し、啓蒙普及を図るとともに、このことを通じ国民の水質保全への認識を深め、併せて優良な水環境を積極的に保護すること等今後の水質保全行政の進展に資することを目的に昭和60年3月、全国各地100ヵ所の湧水や河川を「名水百選」として選定しました。
また、平成20年には、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水や水環境のなかで、特に、地域住民等による主体的かつ持続的な水環境の保全活動が行われているものを、昭和60年選定の「名水百選」に加え、「平成の名水百選」として選定し、併せて200選となりました。
なお、「名水百選」も「平成の名水百選」も飲用に適することを保証するものではありませんので、飲用に供される場合は、所在の自治体にご確認下さい。
恵利原の水穴(志摩市)
天照大神が隠れ住まわれたと伝えられる伝説の場所。水穴の近くには雨乞いにご利益があると言われている水神が祀ってあります。
現在の参道は大正時代に真珠王の御木本幸吉が、一人でも多くの方に訪れて頂けるように改修したと言われています。
2016伊勢志摩サミットの開催地であった三重県志摩市の北の玄関口、磯部町恵利原地内の伊勢神宮への参宮古道にあり、四季を通じて多くの地元市民や観光客が訪れています。
※参宮古道は江戸時代以前の伊勢への主要な道であ り、周辺には三渡川や松ヶ島城跡などの歴史的な遺構や見所が多くあります。