8月4日 主日礼拝
8月4日 主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師
使徒言行録 5章12-16節
使徒言行録
12弟子の物語
最初の教会の物語。
ペテロが病人を癒す。
悪霊に取り憑かれものから霊を追い出す。
様々な奇跡を行っている。
漁師だったもの。
イエスの弟子とは言え、何度もイエスにとがめられたもの。
イエスを裏切ったもの。
そのものが奇跡を行っている。
この物語は何を私たちに伝えようとしているのか。
ペテロのしていること。
イエスと同じ。
イエスと同じことをしている。
それはイエスがいなくなっても、その業が行われていること。
イエスがいなくても何も変わっていない。
イエスがいなくなった時代を私たちは生きている。
この時代に、ここにイエス様がいてくれたら、と思うこともある。
だが、物語は語る。
何も変わっていない。
イエスの姿が見えないからと言って、イエスがいた時と何も変わっていない。
ペテロは不思議な業、奇跡を行うことができた。
それはペテロだから行えること。
ペテロ
イエスと一番、一緒にいたもの。
ペテロは自覚していたはず。
自分が行わなければならないこと。
自分だからしなければならないこと。
単なる人助けではない。
それを行うことでイエスの道を辿ることになる。
人々から、避難をされ、命を狙われることがある。
それを自分は背負う。
そうすることで
そうすることでしか伝わらないものがある。
それを果たすのが、自分の仕事。
イエスがいてもいなくても何も変わらない。
それはイエス以降に限定されるものではない。
イエス以前から変わらない。
天地の始めから変わらない。
神がこの世界を造り、良しと言われた。
この世界は良い。
この世界は隅々に至るまで良い。
ペテロは全ての人を癒した。
一人残らず、隅々まで。
私がしなければならないこと
隅々まで届く。
それが誰もが天地の始めから約束されている私の使命。