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YOKO KURAHASHI

わたしが影響を受けた一冊・第2回は『赤毛のアン』(モンゴメリ 村岡花子 訳)

2024.08.12 08:00

From 倉橋燿子

パリ・オリンピックが
今日で閉幕。


ほんとうに、たくさんのドラマが
ありましたね~!


柔道、体操で涙し、
スケートボードで驚き、
バスケ、バレー、サッカーと
様々な種目にハラハラドキドキ。


今回唯一の新種目だったブレイキン。
初めて見ましたが、曲に合わせて
即興で踊るダンスのオリジナリティ
とフットワークの強さに感激👀


あっという間の2週間でしたが、
選手の皆さまの努力は、
圧巻でした!


たくさんの感動と勇気、そして
希望をありがとう~~!!
の気持ちでいっぱいです👏👏👏




さて、夏真っ盛りのお盆休みに
ぴったりのおすすめ本――

“わたしが影響を受けた1冊“

をご紹介します!



今回は、わたしの原点でもある一冊

L・M・モンゴメリの

『赤毛のアン』



カナダのプリンス・エドワード島
が舞台です。
 


前回紹介した、サガンの
『悲しみよ こんにちは』と同時期
に出会いました。

(➡『悲しみよ こんにちは』の紹介はコチラ)


本を買っては自宅にもどり、
一日中読んでいました📚


少々分厚いですが、読み始めると
一気に読めちゃうほどおもしろくて
止まらなかった!


ページを開けば、アンの想像力や
豊かな感情に魅せられて、アンの
世界に引きこまれてしまうはず💕




幼くして両親を亡くし、
孤児になってしまったアンを
マシューとマリラが引き取る
ところから始まるんですが、
アンが、とにかく明るい!


空想とおしゃべりが大好きで、
次から次へと事件を起こす。
失敗をしても、物ともしない
強さと明るさ
があるんです。


もちろん、悲しみのどん底
落ちこんだりもするけれど、
その落ち方も半端ない。でも、
ひとたび気持ちが上がれば、
今度はだれよりも幸せを感じて
感謝と歓びに満ち満ちている。


「あー、こんなふうに
 生きられたらいいのに!」


と思わずにはいられなくなる
愛すべきキャラクターです。




「空想癖があって失敗ばっかり」
という点において、アンとわたしは
ちょっぴり似ていました。


でも、性格は正反対。
わたしには、絶対に言えないことや
できないことをアンはやってのける。

だからこそ、アンの大胆さや
芯の強さに、とっても憧れました。


それに、アンの想像力の豊かさ
と言ったら、ものすごいんです!!


著者のモンゴメリさんは、
本当に想像力が豊かな人
だったんだろうなと、
うらやましくも憧れもしますが、
想像力の 大切さを学べたのは、
『赤毛のアン』のおかげです。




村岡花子さん訳は、
アンがとっても可愛らしく、
楽しく描かれていて、
ぷっと笑ってしまう
シーンもたくさんあります。


アンとマリラのやり取りは、
まるでボケとツッコミのよう!笑




『星カフェ』と同じ青い鳥文庫でも、
『赤毛のアン』シリーズが
発売されています!

      ↓↓↓



お盆休みのひと時、みなさんにも
カナダのプリンス・エドワード島
の村アボンリーで、
グリン・ゲイブルスのアンやマリラ
マシューと素敵な出会いをしてみて
ほしいな。




さいごに、私の作品のお知らせです!

『星カフェ』シリーズ
最新刊が来月発売します!!!




 シリーズ第6弾
『星カフェ~思いがけないできごと~』


表紙カバーの公開は、
もうしばらく待っていてね。


最新刊では、主人公ココが
ふたごの姉・ルルと
はなればなれに!?


ココの奮闘記をどうぞお楽しみに★ 



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