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2024.8.11 月山縦走(山の日Special)

2024.08.12 05:38

令和6年 8月11日(日)祝  参加者:9名  ガイド:真鍋雅彦

コース:月山八合目~御田原参籠所中の宮~九合目仏性池小屋~行者返し~月山三角点~

    月山本宮~月山頂上小屋~牛首~月山ペアリフト

 山の日の祝日、大勢で賑わう月山ですが、台風5号が東北に上陸する前日とあって、注意

喚起の報道も多くなり登山者は少なかったです。

車窓から見上げる月山には厚い雲が覆いかぶさり「やっぱ、台風の影響だよねェ~」とテン

ションはやや低めでしたが、八合目の駐車場に着いてみると、まだ雲の中に入っていなく爽

やかな風が吹き抜けてこのまま行けるんじゃない!って、テンションが上がったのも束の

間、無情にもパラパラと降り出してしまい、カッパを着込んで出発です。中の宮で焼き印を

いただき、撫でウサギにご利益を授かって向かおうとすると神職さんから「今上から連絡が

あって状況が悪いようだから無理しないように」とか言われてテンションはダダ下がり。

早々下山する人にすれ違い上の様子を聞いてみると「雨と風が強くなって戻ってきました」

とか「九合目から戻ってきました」とか、早朝早出した登山者は「途中から降りだしてー」

と濡れ濡れ状態。「やっぱり上は大変かなぁ」と、テンションは上がらずも標高を上げる

と、意外に雨脚も風も強まらず、視界のない風景の中にはハクサンフウロやトウゲブキ、ハ

クサンイチゲやハクサンシャジンなどの花園が幻想的に広がり救われました。九合目小屋で

力餅でエネルギー補給もばっちり。辺りは視界ゼロに近いながら、結局大雨強風に晒される

ことなく山頂にたどり着くことができました。視界のない山頂は長居ご無用、本宮でご利益

を頂上小屋で腹を満たして下山です。まっすぐリフトを目指し姥沢に着いた頃には青空も見

えてカラッとした天気になって、下山後良くなる天気“山あるある”で終了しました。でも、炎

天下登山よりバテずに済んだことは何よりでした。姥沢のツル性植物はツルニンジンです。

果実も面白い形なので見てくださいね。