江戸時代 竹川竹斎の歩き方から共感するもの
幕末から明治時代にかけて活躍した
竹川竹斎というお方。
彼の「神足歩行術」についてお話したいと思います。
「神足歩行術」が有名になった理由は
彼が長距離を疲れずに
歩くことができたからだそうです。
この技術を使って1日に数百キロメートルを
移動することができたと言われています( ゚Д゚)!!!
この「神足歩行術」には
「脱力」と「丹田への意識」も出てきます。
「丹田」はへその下3寸(約9センチ)に位置していて
腹部の深い部分にあります。
脱力や丹田は
ヨガの場でも
よく出てくる言葉で
ますます興味深く、
現代にも参考になることがたくさんあるなと
思いましたのでご紹介したいと思います。
🚶神足歩行術
臍納め(へそおさめ): 気を丹田(へその下)に集め、体の凝りを解く
ゆるみ: 腰や膝、足先の力を抜き、体をリラックスさせること。
凝ったところは身体を動練して解いていく。
歩き方: 最初の一里(約4km)はゆっくり歩き、体が慣れてから速歩へと移る。
腰千鳥・千鳥車: 腰や脚の動きを滑らかにする
追い風時は腰の力を抜いて腹の力で歩く。雨中、ぬかるみ道は腰の力で歩く。
環境に応じた歩行: 砂道や山地、風の強い場所など、環境に応じた歩き方をする
砂道は脚を上げ、腹と腰とで歩く。向かい風には小刻みに。
山地と平地
山登りの時の視線は足先三尺(約90cm)。それより先も見ない。
山地も平地も小腰で小きざみに歩く。
掛け声
サササザザザ、オイトショ、マダマダ
私が最も気になったのは、
「サササザザザ」という掛け声です・・・
まるで風🍃のざわめきの様。。。
体を緩めて
最初はゆっくり、
慣れきたら
小刻みに早足で歩く。
「サササザザザ」という掛け声とともに・・・
早足で風のように軽やかに
移動する竹斎さんに
ロマンを感じます✨
参考になりましたらぜひ、
日常生活に取り入れてみてくださいね。
ではまた(^^)