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この道往けば act2

富山遠征第2弾 天田峠 前編

2024.08.14 03:39

もしかしたら、がっかりさせてしまったかもしれない倶利伽羅峠

しかしこのトンネル峠には旧道といえる道があります。

旧道があれば行かなければならないのが、我々オブローダーという生き物。

早速参りましょう。

レポスタート!

さて前回、石川県側から富山県側に入ったわけですが、今回は旧道を使って戻ろうかと考えていました。

しかし、富山側が明らかに混雑していましたので、もう一度倶利伽羅トンネルを通り石川県側に戻ってきました。

急がば回れ。

こちらの方がスムーズな探索ができそうです。

この状態でしたからね。

これは避けた方が無難でしょう。

石川県へワープ!

石川県側の麓にあるのがこの鋭角な分岐。

旧道のほうが急な登り坂というパターンが多いのですが、こちらは下りになっているので留意が必要です。

しかし、ご覧の通り倶利伽羅古戦場の白看板が導いてくれるので比較的わかりやすいですかね。

これは良い旧道だ。

手前の橋もかなりの年代物に見えます。

これだけでレポできるレベルかもしれませんね。

こういう目立たない物件に日の光を当てていくのも、僕の生きがいとなっています。

やめてよ

そういう不吉なこと言うのやめてよ。

行けなかったとしても、行けるところまで行くのがこのブログの信条。

こういうのは看板が残ってるだけの可能性もあるからね。

小さな集落を抜けながら少しずつ標高を上げていく旧道。

旧道といいながらも実はこの道は現在、県道に指定されている区間でもあります。

石川県道・富山県道286号刈安安楽寺線
(かりやすあんらくじせん)

やはり一桁国道の旧道は県道に指定されがちです。

当然このエリアには古道がたくさんあります。

そもそもこの峠だって、かつての倶利伽羅古戦場より北に新たに開削された峠だということがわかっています。

本来の倶利伽羅峠はもっと南にあったとのこと。

ここは登山必須ですね。

本格的な峠区間になってきた!

しかし151mの峠ですので、このペースで登ればすぐに着いちゃいそうですね。

麓の標高も低くはありませんし。

片側1車線が確保されていたのは意外でした。

もっとスリリングな戦いを予想していましたので。

しかし5月の新緑の中、こういうドライブもいいもんです。

癒されますね。

これは素晴らしい!

空が近く、懐郷の念にとらわれる光景です。

これこそ日本の景色。

建造物が無くても、日本は感じられるのです。

そしてここで峠に到着しました。

天田峠(あまだとうげ)

広義には倶利伽羅峠に含むという説明がされてますが、いわゆる倶利伽羅峠越えという峠道の一部もしくは倶利伽羅古戦場の一部ということでいいんですかね。


そしてここには看板が林立しています。

こちらのチェックは次回を待て!