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Studyell Muro

学力を身につけるためには

2024.08.14 22:59

「学力」は、どうやったら身につくのでしょうか。

子どもだって「頭が良くなりたい」と思うでしょう。我が子に学力なんかつかなくていいと考える親御さんはいないと思います。

「学力」と言っても、思考力や課題解決能力など様々な能力をさすようになりました。でも、ここでは「学校で習う知識」を中心に考えたいと思います。要はテストで100点とるためにはどうしたらよいかです。

先日ネットで「学習はすべてオンラインで良い」という論が出ていましたが、オンラインで人の話を聞いて覚えることができるのは、本当にごく一部です。(ラーニングピラミッド参照)その時に覚えても定着は難しいです。特に義務教育の年齢の間は、発達年齢的にも聞いて覚えるなんてことはできないと思います。

だから私は在職時には、子どもが自分で「つかむ」ことを意識して学習を展開していました。まだ未習でも、問題を投げかけ、それを自分で解こうとする。なかなか解き方が見つけられないときは、こちらからヒントを出したり友達と話し合うようにしたりします。解き方を自分で見つけたときは、子どもは達成感もありますし、自分で見つけたことは忘れません。また、その解き方がほかの問題でも通用するかどうか試してみたくなるので、練習問題にもどんどん取り組みます。その練習問題の中にちょっと違った応用問題を入れておくと、逆に面白がってチャレンジする、そしてまた考えが深まるという流れができます。

でも、正直「講義形式」の授業はまだまだ多いと思います。実際私自身も、算数では上記のような学習をしてきましたが、国語や社会科では…自信がありませんでした。

それでは、どうやったら学校で習った知識が身につくか。それは、「問題を解きまくる」です。

実は漢字を何回も書くよりも、漢字の小テストを何回も繰り返すほうが効果的です。小テストをしてすぐに〇付けをする。覚えていた漢字はもう勉強しなくてよいわけですから、間違えたあるいは覚えていなかった漢字をよく見て(書いても)、もう一度テストする。人間は、思い出そうとすること(アウトプット)で覚えること(インプット)ができるのです。社会科の都道府県や工業地帯や歴史の年号なども、小分けにして繰り返しテストすることで覚えることができます。

算数も、問題に取り組み、すぐに〇付けをする。そして、間違っていたところはなぜ間違っていたのかを確認してもう一度解いてみる。この繰り返しが大切なのです。だから、計算ドリルって、よくできているんですよ。

「じゃあ、漢字ドリルは意味がないの?」と思われるかもしれません。漢字ドリルのついてはまた、後日…。