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Project Act Tokyo

演出助手による俳優紹介・中編

2024.09.18 09:00

茂木 花純 (もぎ かすみ) 【林美希 役】

三月公演に引き続き、二度目のアクトへの参加。

人懐っこい性格をしていると思う反面、かなりしっかり者の印象。

板の上での爆発力は凄まじく、日常での苦労を感じる程に大きい。

今公演の中で私と共演したことがあるメンバー二人の内の一人で、

その時構築した信頼関係が根底にあるので非常に助けられている。

台詞の覚えも早く、稽古する度に進化していく様子も見えるので、

美希をお願いして良かったと既に感じるし、今後も期待が膨らむ。

前作をご覧になった方は、今作の彼女も是非ご覧になって欲しい。


奥田 隆一 (おくだ りゅういち) 【朝森淳・バー店員・ラーメン屋店主・デイサービス職員 役】

アクト古参勢、個性と優しさの文字通り塊の様な人。

今公演の座組の、特に若いメンバーから案の定年齢の誤解を受けていて、

その光景が嫌な空気ではなく、ほのぼのとしたものになるのは彼の凄さ。

アクトには何度も出ており、演出家とも深い信頼関係がある様に感じる。

私が共演した事のある二人の内のもう一人で、その時もお世話になった。

今作には二度目の出演となり、皆と違う課題を抱えている様にも見える。

求められる役回りが固定されていそうな分、挑戦心も忘れないで欲しい。

あと、もう少しで良いので、健康の為にも痩せて欲しいなと願っている。


汐月 なぎさ (しおつき なぎさ) 【藤木翠・若槻節子 役】

アクトは約4年振り二度目となる、プロレスでも活躍中の女優さん。

凪いだ海の様な透き通った声と、よく日焼けした肌に美しさすら憶える。

この方も板の上で滲み出てしまう程の人の良さが特徴だが、元来のもの

というより、本人の血の滲む努力があったのではないかと思う事がある。

ひたむきで、真っ直ぐな瞳をしていて、他人の意見も素直に聞きながら、

自分で培ってきた芯も存在しており、いつ拝見しても華があると感じる。

本業では身体を鍛えていると思うので、活躍を期待しつつも怪我が心配。

年上でも他人への尊重があって、私も密かに学ばせて頂くことが多い人。