JAL搭乗記　（羽田～ダラス・フォートワース、ロンドン～羽田）

ペルー旅・世界一周航空券、最初の羽田～ダラス・フォートワースはJALでスタート。

いきなり小さなトラブルが…。羽田の自動チェックイン機で乗り継ぎのダラス～マイアミの搭乗券も出たのに荷物のタグがエラーで出て来なくて、カウンターで係員さんがあちこち問い合わせてくれて、他の係員の方までいらして結構時間がかかりました。ここで乗れなかったらこの先はどうなるのかと少しはらはらしていて、係員さんが「ESTAの問題とかではないです」と言ってくれて安心しましたが、さすがに緊張しました。どうやらダラスまでしかチェックイン出来ない（機械ではマイアミまで出来ることになってたけど）らしい。結局、ダラス～マイアミの搭乗券は無かったことになって、ダラスで改めてアメリカン航空のカウンターに行ってチェックインしなおしてくださいとのこと。その後全く問題なくスムーズに乗り継げましたが、あのエラーは何だったのだろう。

とりあえずダラスまでは無事に乗ることが出来たので初JALビジネスクラスを楽しみます。今回乗ったJALは個室タイプのビジネスクラス（SKY SUITE)で、すべての席から隣の人を煩わせることなく通路へアクセスできるという少しずつずらした配置のシートです。残念ながら話題の新型シートでは無かったのですが、将来の楽しみにとっておきます。

このシートはコンパクトな個室感で良いのですが、窓側の方がプライベート感が高く、通路側の方が少し収納にゆとりがあり、どちらを取るかは好みですね。私はマッサージグッズとかノートとか本とかタブレットとか色々物が多く、通路側の収納は便利でしたが、ゆっくり寝たいなら窓側の方がいいのかなとも思ったりしました。

お楽しみの機内食です！JALは日本発の和食が美味しいと聞き、和食を頼んでみました。機内食で和食を頼むことは滅多にないのですが、ここは是非にと思って。日本酒は岩手の赤武を。デザートまで満足でした。

ひと眠りして、軽食をオーダー。「フミコの洋食」野菜中心のメニューで体に優しいです。

やっぱりフルフラットシートはゆっくり寝られますね。前にワシントンDCにプレエコで行った時に比べて体感ではるかに短く、出発して食事して、本を読んだり音楽聞いてウトウトして寝て起きて軽い食事を頂いたらいつの間にかもう着いちゃう。ビジネスクラスに課金した甲斐がありました。

シートはこんな感じです。アメニティポーチは岩手のヘラルボニーでした。お洒落なだけでなく、機内持ち込み用にサイズ感が最高にちょうどいい。何種類かあるようなので帰りは何色かと楽しみにしていたら、まさかの同じ柄でした…。

サービスについて。JALのキャッチコピーは「世界最高のおもてなしを」。乗る前に色々Youtubeとか見ていたのもあり、正直なところ、期待しすぎちゃったなって思いました。別にあっさりしたサービスでもいいんですけど、そこまでおもてなししてる感じでもないというか。北米線の長いフライトでもアメニティポーチに化粧水などもなく（お手洗いには有り）、経費削減感が…。とはいえ食事も美味しいしゆっくり寝られて満足です！

帰り　ロンドン～日本

マドリッドからロンドンへはイベリア航空→JAL乗り継ぎ。ロンドンから日本へ帰ります。

ここまで来ると日本人が多く、特に連休明けというのに出張から帰るビジネスマンの姿が多く見られます。お仕事お疲れ様です。南回りの15時間フライト、長いなあ…！

帰りはほぼ満席。途中気流の関係もあって、食事のサービスにすごい時間がかかりました。待ちながら寝落ちするぐらい。近くの席の慣れた感じのビジネスマンさんは最初からワインを2杯頼んでいて、なるほどねと思いつつ真似をするのはハードル高いなと思ってしまうのでした。

ロンドンの有名和食店とコラボしているとのことでこちらも和食を。スタンダードなメニューの他、日本ではあまり使われない食材もあって、新しい味で美味しくいただきました。

さて寝ようかと思って、上の棚からマットレスを下ろそうとするも見つけられず。CAさんにお願いしてマットレスを出してもらうことに。ところが周囲5～6か所開けてもマットレスが無い。結構離れた所まで開けてもらってやっと出てきました。

出発時間のせいなのかあまり眠れずマッサージグッズで脚をほぐしたりしてゴロゴロだらだら。

少し寝た後に朝早く目覚めたのでサラダとスープと帆立のちらし寿司をいただきました。サラダプレートは売り切れとのことで、洋食に付いてくるサラダで良ければ、とのことでミニサラダを頂きました。うーん…、無難なカレーにすれば良かったかな。

機内でダラダラしているうちに日本に着きました。エアウィーヴのマットのおかげもあるのか、ほんと楽だった！長いフライトでしたが、快適に旅を終えることが出来ました。

と思ったら、マドリッドで3つ預けたスーツケース（とバッグ）のうち1個がロンドンで積み残しがあって、翌日の便で届くとのこと。実はさっきまで、荷物持って帰るの面倒だから宅配にしちゃおうかなとか言っていたところで、無料で届けてくれるなら大歓迎。トラブルというよりラッキーな出来事です。

最後はバスの時間まで1時間ぐらいあったので到着フロアにあるシャワールームへ行ってさっぱりして。JALやANAのビジネスクラス利用者は到着後無料で使えるのです。長時間のフライトですっかりヨレヨレだったので、キレイになって帰れて嬉しい。

そんな感じで世界一周航空券のペルー旅はトラブルもなく無事に終わりました。また行けるといいなあ。