生徒さんファースト
yogaoba健康ヨガサロンの秋本です。
「体幹を鍛える必要があるというけれど、なかなか結果が出ないし、本当にその必要があるのですか?」という質問を受けました。
何かを始めようとするときには、何かしらのきっかけがあると思います。
ヨガ教室も同じです。
姿勢を良くしたい、身体を柔軟にしたい、身体の不調を何とかしたい等・・・
皆さんの希望を叶えるために教室でできることは何でしょうか。
教室では、身体を動かして自分に向き合っていただきます。
身体をどのように動かすのか、自分とどのように向き合うのか。
ご自身の身体について、行動を起こせるのはご自身でしかありません。
ヨガ講師は、怪我をしないように気を配りますが、生徒さんの身体を動かしてあげることや希望を叶えてあげることはできません。魔法は使えないのです。
この教室に通えば、この先生の言うことを実践すれば、私の身体を変えてもらえるという考えは、自分の身体の責任を他人に委ねてしまうことで、依存状態と言えます。
正直に言って、依存状態では身体も心も変化はしません。
変化をご自身で感じ取ることができないからです。
ご自身で感じられないということは、他人軸で考えることにつながります。
自分で気づくのではなく、インストラクターに寄りかかっていることになります。
これでは生徒さんの学びになりません。
もし「私に任せれば身体を絶対に変えて見せます」という魔法使いのような人がいたら、私は疑問を持ちます。
レッスンでは、依存させないように生徒さんが自身で身体を感じる経験が必要です。
ヨガ講師は、生徒さんが自身で気づきを得る機会を、しっかり作らなければなりません。
気づきが得られるようなレッスンができること。
それが、生徒さんファースト。
反省を込めて、レッスンの進め方やインストラクションを見直してまいります。