犬猫の健康診断ー受診前のFAQ
健康診断前によくある質問を中心に解説していきます。
・絶食について
12時間の絶食を推奨しています。お水はいつも通り与えてかまいません。
食事は、血液検査への影響だけでなく、超音波検査などの画像検査でも検査の妨げになってしまうことがあります。
例)翌日10時に検査予約をしている →前日の20時までに食事を終える。
・尿を持参する場合
検査精度の点からは、院内で採取し、すぐに検査するのが望ましいですが、生理現象なので、必ず尿が溜まっているとは限りません。
尿検体は保存状態により多くの測定結果に影響を及ぼすため、試験紙法による尿一般検査や尿沈渣は採尿後2~3時間以内の新鮮尿での検査が原則です。 すぐに検査できない場合は、冷暗所(4℃)で保存し(病院までの道中も保冷バックを使用)、6時間以内に実施できるようご持参ください。
採尿方法や、検体の保存状態などにより、再検査を実施する場合がありますので、予めご了承ください。
・便を持参する場合
便検査の検体は、半日以内にご持参ください。5g以上採取するのが望ましいです。
なお、ティッシュなどで包んで持参される方がいますが、水分を吸収したり、便に張り付いてしまいます。アルミホイルなど、便の性状に影響を受けないもので包むか、プラスチック容器に入れてお持ちください。
・検査結果の報告方法について
秋の健康診断キャンペーン時には、画像検査まで含めたコースを受診された方を対象に、健康診断結果をまとめた冊子を個別に作成しております。毎年受診し、その子の健康記録に活用されてはいかがでしょうか。
それ以外の時期は、紙でお渡しできるものは結果用紙をお渡しします。検査結果は後日、来院して説明することも、郵送で結果を送付することも可能ですので、受診時にご希望をお伝えください。
はな動物病院
住所:愛媛県松山市井門町1212-2
(松山中央高校とサンパークの間、はなみずき通りや松山ICどちらからもアクセスしやすい場所です)
電話:089-948-4893