【24夏:ベルリン】Day25
一昨日、バカンス中の大家から連絡。
「明後日、次のゲストが来るけど、家に居るようなら鍵を開けて迎え入れて欲しいの。13:00到着予定だけど、遅れる事も考慮しなきゃいけないけど。無理なら友達に来てもらうから、予定を変えなくてもいいわよー」と。
決まった予定は無いけど、最後の週末。現場は唯一の無休の週末だし、可能っちゃ可能だけど、万一、私のように4時間遅れるとかあったら1日潰れるしなぁ〜と思ってお断り。
"まだ予定は決まってないけど、確約出来ないから、お友達に頼んだ方が確実よ!"
ってことで、
「夜勤明けのアーマド(仮名)が早朝に行って私の部屋で仮眠取ってから鍵を開けてくれることになったわ!良い人だから彼のタトゥーに怖がらないでね!」ということになり。
朝7:00頃、鍵が開いた音がして。
アーマド登場の気配。
静かになった頃を見計らってバルコニーでチルってると、眠そうなアーマドが現れた。
「ハロ〜!」
ありきたりの自己紹介や日本から来た、日本は行った事ない、などスモールトークの後に切り出す。
リヤ(仮名)が、タトゥーを怖がらないでね!って言ってたわよ!
見て見て、ウチの子のタトゥー👍
と、長男のゴリゴリに入ったタトゥーの写真を見せる。
ジブリの千千尋の龍なのよ〜。
「ああ、龍、出てくるねぇ」
「俺のは、、」
と、Tシャツの袖を肩までたくし上げ
「亡くなったお母さんなんだ」
「2015年に亡くなって、その後入れたんだよ」
😱😱
ええ話しやないかい😱😱
ウチの子も私が死んだら入れてくれるかしら?
「まだまだ先だろ?」
と、ゴリゴリタトゥーからのしんみり。
予想外の展開。。
そして「サムソン持ってる?」と。
ううん、iPhoneだけど。
「コードがなくて。。」
この時点で全く主題が分からない私。
「充電が切れてて。サムソンがあれば貸して欲しいな、と」
ん?サムソン?
あ!!タイプCのことか⁉️
タイプCの充電ケーブルのこと?
どうやらタイプCをサムソンと呼ぶらしい。
今どきiPhoneもタイプCになろうかと言う時代に。。
あるよ‼️
ゲストの到着が遅れるとか連絡受けるのに、携帯繋がらないと困るでしょう。
と、部屋にタイプCを取りに行くも、貸せるコンセント部分が見当たらず。
後を着いて来たアーマドが
「ここでいいよ❣️」と、私のベッドの上の3本生えてる充電ステーションのタイプCにドッキング。
It works!
充電出来ました。
エロい話しの比喩ではありません、念のため😅
わざわざ起きて挨拶しに来たのは、充電が必要だったからなのね😅
はい、戻って寝て寝て。
小一時間程して、アーマドの携帯がなる。
仕方ないので70%充電の携帯を外し、寝てるアーマドに届けました。
結局、私は終日フリーになったので、このままゲストを迎えても良いんだけど、それじゃ夜勤明けて駆け付けてくれたアーマドに申し訳ないので、サクっと出掛けることに。
近所で行きたかったのは、、
Google mapの❤️を順にタップして、、
あ!刑務所博物館🙌
最初の滞在で東ドイツの監獄ガイドツアーで懲りたけど。。世界の刑務所を巡る私は行かない訳には行かないでしょー。
遂に入場料を払っても行きたい所が🤗
バスで15分。徒歩40分。
40分かぁ〜。
歩けるな。。
歩ける基準がどんどん伸びる私の世界旅行😅
近所の公園を抜けて
魚⁉️
ヒップでポップな公園を抜けたら倉庫街だったけど、めげずに歩く。
運河を超えたら〜
あった🙌
永遠に続く高いレンガ壁。
ちょっと新しいけど。
上のぐるぐる有刺鉄線も新品。
到着🤗
ウキウキ。
っと思ったら。
建物1棟だけで。。
パネル展示と
追悼のお花だけで。
終わってしまった。
入場無料😅
戦前から自由の為に戦った人達がファシズムによって処刑された記念館という位置付けでした。
高くそびえる監視塔と、レンガ壁は、、
マジもんの現役の刑務所だったという。。
係のおじさん1人でのんびり管理されてました。
観光客向けではなかった💦
せっかくなので、近所を散策。
ん?なんだこれは?
広大な庭に小屋が立ち並び
バラックとも違う。
でも明らかにベルリンとは思えない佇まい。
オレンジが刑務所なので、やたらと広い。
興味津々。
お邪魔して小道を進む。
庭にプールがあったり、良く手入れされた庭ばかりで、ヒッピーのコミュニティでもなく、全くなんだか分からない。
お店も全くなくて。
コロニーと書いてあるけど。
検索上手な私も探し出せず。。
諦めてどっか違うとこに行こう。
こっからならシュパンダウ要塞かなー。バスと地下鉄で1時間。
んじゃ地下鉄駅まで歩きましょう。(40分)
マジもんの刑務所を愛で。
土曜なので面会の家族がゲートに集まり、中に入って行く。
危うかったけど(?)ここまでこの経験をせずに来れた人生に感謝🙏
またもコロニーが。最初のコロニーが1番古いらしい。
止まってる車のゴージャスさを見る限り、現在はサマーハウスのように使われているんだな、きっと。
ちょっと行けば湖もあるし。
Google mapには「コミュニティガーデン」とあるが、日本で言うコミュニティガーデンとは別次元。
クラインガルテン(小さな庭)は、200年の歴史ある賃借農地制度で、余暇や老後の生きがい、都市の緑化、子どもの自然教育が目的で、賃貸期間30年だそうです🙇♀️
(コレ書きながら、遂に発見)
クラインガルテン wiki
地下鉄駅に向かってたら
お!ホームセンター🙌
休憩がてら覗いてみましょう。
資材メインで、小物があまりなくて😅
一周して早々と退散。
店内で「資料が開けません💦」との連絡を受け😭
シュパンダウを諦め、家に戻ることに。
永遠に続くコミュニティガーデンの小道を抜けて、ようやくバス停に。
いやしかし、こんなとこにバスなんて来ない気がする。。
しばらく待っても来ないので。あと5分待って来なかったら泣くなぁ。ベンチも無いし💦
次のバス停まで歩いてみよう!
と、最後の力を振り絞り、歩き出す。
3分後にバスに抜かれる😭
なんかついてない日だなぁ。
ショートの切符(バス8停分)で乗れるバス停まで歩いて。
元の刑務所記念館前だったけど。
随分と遠回りを。。
バスで帰宅👍
ヘトヘトで戻ると、新ルームメイトのアリス(仮名)が🤗
薬学部に通うベルギーからインターンシップで来た大学生。可愛い😍
ざっくり部屋のルール(?)を説明してあげて、シャワー浴びて寝る。
今日も良く歩いた💦
ベルリン、奥が深い。