2024 MotoGP オーストリア

またしてもパーフェクトな週末になりました。
2022年からオーストリアでは無敗を誇るフランチェスコ・PECCO・バニャイアは、両レースをスタートからフィニッシュまでリードし、並外れたメンタルとフィジカルの持ち主であることを証明しました。
オーストリアでは前人未到の3連勝で最多勝者ドヴィジオーゾに並びました。
MotoGPチャンピオンシップは11戦消化し、バニャイアとSUOMY S1-XR GPは5ポイント差でランキングトップに立ちました。

フランチェスコ・バニャイア
SPR　P1
今日はホルヘとのバトルがとても楽しかったので、去年のPPタイムよりコンマ2秒速いタイムで周回することができました。スタートからリードすることが如何に重要かわかっていたからホルヘも僕を前に行かせないために全力で走ってくれた。競り合いの中で彼はオーバーランしてしまった。ギャップを確認したら0.3秒。1秒もロスしていなかったのでロングラップの対象になるだろうと思っていました。その後はフィニッシュまでリードを一定に保つことに徹しました。素晴らしいレースでした。日曜のレースに向けてデータも取れました。まだまだ簡単ではありませんが、今はとても満足しています。

RAC　P1
とてもタイトなレースでした。自分が良いペースを持っていることはわかったいました。そのペースはホルヘより少しだけ速かったのでスタートからリードを保とうとしました。彼がタイムを上げたのを見て更に4～5周ペースを維持してマージンを1.5秒に設定しました。以降はタイヤのグリップレベルが大幅に低下し、コーナーの立ち上がりではスピンが多くなり状況を管理するのがとても難しかったです。ここで3年連続優勝できたのはとても嬉しいです。チーム、ドゥカティ、アカデミーの日々の仕事っぷりに感謝したいと思います。