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牧内 優芽

パリオリンピック/パラリンピックのデザイン分析

2024.08.20 02:10

メダルデザイン

パリ2024は、オリンピックとパラリンピックをより密接にするという目標を掲げており、同じエンブレム、同じマスコット、同じ聖火トーチなどを用いている。オリンピックとパラリンピックのメダルも、エッフェル塔の鉄が埋め込まれたデザインを共有する。


引用元(https://olympics.com/ja/news/paris-2024-olympic-paralympic-medals-reveal-eiffel-tower)

エッフェル塔はまた、オリンピックとパラリンピックのメダルストラップのデザインとして用いられており、両メダルのストラップにはエッフェル塔の格子模様が飾られている。

オリンピックは青色のストラップ、パラリンピックは赤色のストラップだ。



パリ五輪のロゴ

2024パリ・オリンピックの公式エンブレムは、三つのモチーフを組み合わせている。

①金メダル、②女性像「マリアンヌ」、③聖火の炎。

エンブレムは『象徴』だ。

エンブレムを見て、パッと開催都市やオリンピックの風景を思い描く。このロゴを一目見ておしゃれだと感じた。

だから、パリオリンピックのエンブレムとして相応しい。

そして、エンブレム以上に重要視している文字フォント。

これももまた、パリっぽい。

 

また、オリンピックとパラリンピックが同じエンブレムだということも注目したい。

異なるエンブレムが当たり前だった意識を変えて、同じエンブレムにするというのは、革新的でありながら当たり前のような考えだと思う。

(引用元https://www.google.com/amp/s/www.afpbb.com/articles/amp/3250700)


ピクトグラム

全62個のピクトグラムは、パリの石畳をイメージした「紋章」のようなスタイル。従来のピクトグラムとの大きな違いは、人の形が見えるものがほとんどないこと。パッと見てすぐに何の競技かわかるようなシンプルなものは少ないが、逆にそれぞれのピクトグラムをじっくり見たくなるような美しいピクトグラムだ。

1964年の東京五輪をきっかけに世界中に広まり、2021年の東京五輪では開会式に披露された「50個連続パフォーマンス」が話題になったピクトグラム。イラストや図を使って、視覚的に意味が伝わるように作られたマークだ。オリンピックでは競技を表すマークとして大会ごとに作られており、それぞれお国柄が表れている。


引用元(https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1174181.html)

 2021年の東京五輪では、オリンピックとパラリンピック合わせて全33競技、50種目のピクトグラムが制作された。人の動きや持っている道具で、どの競技を指しているか一目でわかるようになっている。


引用元(https://www.surfnews.jp/news_topics/news/62812/)

今回のパリ五輪では、47のピクトグラムが用意された。ところが、このピクトグラムは、パッと見ただけでは何の競技か判別するのが難しい。

パリ五輪のピクトグラムの特徴は、テコンドーを除いて人の姿がすっぽり消えていること。その代わり、その競技に使う道具や競技場がデザイン化され、シンメトリーに配置されている。