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OHLOONのふらふら風景展示館

2024年8月 山梨県と長野県の県境の山 朝日岳 登山

2024.08.20 09:00

2024年8月、山梨県甲州市と長野県川上村との県境にある朝日岳へ。






登山口はギリギリ山梨県側の大弛峠。

日の出前から撮影開始。




南側(山梨県側)を木立の間から、朝焼けを。


朱色の朝焼け雲の下に、薄っすらと南アルプスの山影が見える。






日の出の時刻になっても谷間の大弛峠には、まだ日は差し込まない。

それでも明るくなった空は青く、白い雲も浮かんでいる。









頃合いを見て登山口から歩き始めると、

森には微かに靄がかかっていた。

ここに朝日が差せば、光のカーテンが掛かりそうなので、

少し待ってみる。

登山口からすぐの森は、苔むしていていい雰囲気。

朝日が差して来て、思ったとおりの光景になった。







贅沢を言えば、もう少し靄が濃ければ、もっと良かったが、

それでもこの日のベストショットと言ってもいいかもしれない。






影を多く。






光を多く。






いつまでも苔むす森を楽しんでいると、一向に先に進めないので先に進むが、

靄は取れても光と影のコントラストが目を惹く。






ずっと森の中だったので、大分進んだ。

登山コースはずっと樹林帯の尾根だが、

場所によって木々の様子が違う。






少し見晴らしが効く場所に出た。

上空には青空があるが、

下方(甲府盆地)は雲に覆われている。






目指す先の山には雲がかかっている。

あの雲が晴れてくれれば、

きっと素晴らしい眺めが待っているはずだ。






木立の隙間から北側(長野県側)を岸壁に雲がかかっている。






靄は取れても良い森だ。






望遠レンズで苔を撮ってみる。






道端に一つだけ立派なキノコが。

妖精のテーブルと名付けてみた。






この辺りからまた靄が出て来た。

これはきっと朝の靄とは違う稜線を越えて行く雲の靄だろう。






そして完全に雲の中。




撮影意欲を掻き立てる景色は無くなり、

淡々と歩いて朝日岳山頂まで来た。

相変わらず、何も見えない雲の中。

朝日岳から、今回の本当の目的地だった金峰山方面を見る。

完全に雲の中だ。

これでは頑張って辿り着いても何も撮れないだろう。


しかも朝の苔むす森で時間を使い過ぎた。

予定より1時間以上オーバーしていた。


その為、ここで撤退する事に決めた。


帰り道では殆ど撮れなかった。


だが、下調べによれば、好天候なら素晴らしい登山コースらしい。

また機会があれば来たいと思う。


少なくとも、朝一番の苔むす森の景色は素晴らしかった。











ブログの方では、短めですが撮影時の体験や、

撮影に関する感想なども記載しています。

こちらの展示館と合わせてご覧頂けると幸いです。


ブログ : OHLOONのふらふら風景撮影記


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