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DDT マジ卍がリニューアル!2019年度初戦で竹下率いるALL OUTがSTRONG HEARTSを降し6人タッグ王座を奪還!

2019.01.03 15:40

1月3日 DDT「DDT LIVE マジ卍超~新春お年玉スペシャル!全席2000円興行!!2019」後楽園ホール 1750人超満員札止め


(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 平成最後の背比べ!スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負>

○島谷常寛(8分12秒 エビ固め)×エル・リンダマン

※逆打ち


<第2試合 酒と泪と女と外国人と元力士 20分1本勝負>

KUDO ○坂口征夫 高梨将弘 赤井沙希(7分49秒 片エビ固め)マイク・ベイリー サミー・ゲバラ ベータ・スコット ×星誕期

※神の右膝

<第3試合 新春!爆笑!初笑いランブル 時間無制限>

○ゴージャス松野(7分49秒 体固め)×くいしんぼう仮面

※ゴージャススターエルボー

退場順=高木三四郎、五代目タイガーマスク(自称)、丸山敦、大石真翔、ヘン・チーナ


<第4試合 梅田公太"狂犬”7番勝負第6戦 20分1本勝負>

○橋本大地(11分50秒 片エビ固め)×梅田公太

※シャイニングウィザード


<第5試合 3WAYタッグマッチ 20分1本勝負>

○MAO 葛西純(12分33秒 お年玉奪取)

あと2チームはスーパー・ササダンゴ・マシン&アントーニオ本多、樋口和貞&渡瀬瑞基


<第6試合 DISASTER BOXvsDAMNATION 20分1本勝負>

○HARASHIMA 大鷲透 平田一喜 上野勇希 石井慧介(15分13秒 片エビ固め)佐々木大輔 高尾蒼馬 遠藤哲哉 マッド・ポーリー ×プーマ・キング

※蒼魔刀


<第7試合 DDT EXTREAM選手権試合 ボクシンググローブマッチ 3分15R >

【第42代王者】○青木真也(3R1分14秒 レフェリーストップ)【挑戦者】×タノムサク鳥羽with桜井"マッハ"速人

☆青木が初防衛に成功


<第8試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>

【挑戦者組】○竹下幸之介 彰人 飯野雄貴(19分18秒 エビ固め)【第36代王者組】×CIMA T-Hawk トアン・イーナン

※ファブル

☆#STRONG HEARTSが初防衛に失敗、ALL OUTが第37代王者組となる。


 DDTの2019年度が開幕、メインはCIMA&T-Hawk&イーナンに流出しているKO-D6人タッグ王座に、竹下&彰人&飯野のALL OUTが挑戦。序盤からSTRONG HEARTSが素早い連係でALL OUTを分断、彰人に狙いを定めてリードを奪いにかかるが、交代を受けた飯野がパワー全開で盛り返す。

 中盤ではSTRONG HEARTSは竹下を捕らえ、イーナンがツイスターも披露するが、その場飛びムーンサルトは竹下が剣山で迎撃、今度はALL OUTがSTRONG HEARTS顔負けの連係でCIMAを捕らえ、一気に攻勢をかける。

 STRONG HEARTSも再び竹下を捕らえ、T-Hawkが逆水平から雪崩式を狙うが、飯野が入ると竹下ごとパワーボムで投げるが、CIMAがすかさずメテオラを投下、延髄斬りも、竹下は飯野をホイップしてスピアーを浴びせ、牛殺しも決めると、竹下がCIMAにジャーマンから串刺しはCIMAが迎撃もコーナーへのヘッドシザースを狙うが、2度同じ手は食わなかった竹下が叩きつけ、最後はCIMAのシュバインも竹下がパワーボムで叩きつけてからニー、そしてファブルを発射して3カウント奪い王座を奪取、飯野も初戴冠を果たした。

 試合後は竹下がSTRONG HEARTSにエールを送るが、CIMAはDDTからの一時撤退を宣言して退場していった。

 内容的にはSTRONG HEARTS相手にALL OUTも連係で互角に渡り合い、竹下がCIMAのパターンを読んで封じ込めたのも合ったが、STRONG HEARTSにないパワーを持つ飯野の活躍が光った。飯野は大晦日の年越しプロレスでは大日本プロレスの関本大介と組み、岡林裕二と対峙してからは、二人に影響を受けたのか自身のプロレスに自信を持ち始めている。今年の飯野は大化けの年になるかもしれない。STRONG HEARTSは山村武寛も復帰し、イーナンも技のバリエーションが増えつつあることから、DDTからは撤退するものの、ただでは引き下がるとは思えない。CIMAの逆襲にも期待したい。


 セミファイナルで行われたDDT EXTREAM選手権は青木の要望で3分15Rのボクシンググローブマッチで行われ、鳥羽のセコンドには青木とは因縁がある桜井"マッハ"速人が着いた。

 1Rは鳥羽が右ミドル、青木がガードするも青木も防ぎきれず。青木のキックをキャッチしてストレートも青木が三角絞め、鳥羽は慌ててロープに逃れるも、青木はパンチでダウンを奪う。

 2Rは鳥羽がストレートも青木がパンチのラッシュ応戦して鳥羽がダウン、立ち上がった鳥羽がキックも、青木がパンチの連打で再びダウンを奪うが、青木もミドルをキャッチした鳥羽はバックブローで青木からダウンを奪い、鳥羽が猛ラッシュをかけるが、青木がパンチのワンツーで鳥羽がダウン、マウントパンチを浴びせたところで2R終了する。

 3Rも失速した鳥羽に青木がタックルからガードポジション、サイドからパンチの連打、キックを浴びせて鳥羽はダウン、立ち上がった鳥羽は打ち返すが、青木がパンチの連打で鳥羽がダウン、試合ストップ!で青木が王座防衛となった。


 試合後には前王者のHARASHIMAが挑戦を表明し、青木が受諾。場所と日時は甲田哲也臨時GMと今林久弥APの意見が珍しく一致して2・17両国での選手権が決定となった。 

 第4試合では梅田"狂犬”7番勝負第6戦が行われ、今回は大日本プロレスの橋本大地と対戦、梅田の張り手から打撃戦となるも、大地が爆殺ミドルキックを浴びせると、大地が打撃で圧倒する。

 劣勢の梅田はビックブーツを連発、ランニングビックブーツで流れを変え、ソバットからローキックを浴びせると、串刺しエルボーからスワンダイブミサイルキックを発射、サッカーボールキックを浴びせる。

 しかし大地がカウンターエルボーで反撃すると、エルボー、串刺しニーから無双で叩きつけ、梅田はエルボーの連打も大地は一撃を浴びせ、ミドル合戦も大地が爆殺ミドルで大地が制し、串刺しニー、梅田もビックブーツから串刺し低空ドロップキック、高速ブレーンバスター、後頭部にスピンキック、ビックブーツと反撃するが、大地は爆殺DDT、梅田のニーから突進を大地がニールキックで迎撃してから、ファルコンアロー、シャイニングウィザードで3カウントを奪い勝利。試合後には1・27後楽園で行われる、第7戦の相手として全日本プロレスに入団した石川修司が登場、梅田は石川の顔面を張るが、石川は逆に張り倒す。

 第7試合のDAMNATIONvsDISASTER BOXの10人タッグ戦は、試合は混戦の末、HARASHIMAが蒼魔刀でプーマから3カウントを奪うも、試合後にカリスマが全日本プロレス入団でDAMNATION内での去就が注目される石川を呼び出し、カリスマは石川をDAMNATIONから卒業と扱おうとして、送り出し、石川は涙を流しながらポーリーと共に退場も、カリスマが残ったメンバーで結束を促したところで石川が「修司はDAMNATIONをやめへんで!」と『マツケンサンバ』を唄いながらポーリーと一緒に登場、結局全日本に所属してもDAMNATIONには籍を残す形で落ち着いた。

 第3試合で行われた「新春!爆笑!初笑いランブル」は全選手が揃い、丸山がくいしんぼうを挑発すると、くいしんぼうが骨法の構えで牽制すると、大石はサンボの構え、、自称タイガーはクラシックバレエ、ヘンチーナはレンタルビデオ店、高木は選挙の立候補、松野は離婚裁判を構えるが、自ら地雷を踏んだ松野が凹みつつ、フライングクロスチョップで大暴れし、各選手を退場させる。松野は残ったくいしんぼうにゴージャススターエルボーを投下するが、完璧な一発が決まらないためやりなおしとなり、3度目でやっと決まって3カウントを奪い、松野が優勝した。

 そして全試合が終了すると、2月17日両国国技館大会の一部カードが発表された。

 両国大会にはリアルジャパンの納谷が参戦、納谷は12月6日リアルジャパン後楽園大会でリアルジャパン離脱を表明していたが、DDT側はリアルジャパン所属と扱っていたことから、佐山聡の意向もあってリアルジャパンに籍を残したままで、他団体に打って出るようだ。

 メインのカリスマvs竹下は自分の記憶が正しければ3WAYでの対戦はあるものの、シングルでは初対戦か、前年はKO-D王座から転落して一歩退いていたが、カリスマを降して再び頂点の座を目指す。


 最後に東京女子プロレスから発表があり、アクトレスガールズを解雇となって去就が注目された万喜なつみの東京女子参戦が正式決定した。大会前には会見が開かれ甲田代表と万喜が事情を説明し、万喜は「自分は前いた団体には契約書というものもなくて、特に前もって言われている特別なルールとか、約束というものも一切なかった状態。自分は円満退団の話も半年ほど前から決まっていて進めていた」、アクトレスとは契約を結んでいなかったことを明かし、甲田代表も高木大社長がアクトレス側と話し合い、契約はないと確認したため、晴れて正式参戦となった。